デスクワークでなぜ【肩の後ろ】が痛くなるのか？：2023年10月11日｜エン鍼灸整骨院(En鍼灸整骨院)のブログ

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投稿日：2023-10-11 17:23:12.0

デスクワークでなぜ【肩の後ろ】が痛くなるのか？: こんにちは！
En鍼灸整骨院でございます。

「肩が痛い」といっても、痛むのが肩の前、外側、後ろ側など場所によって原因は異なります。
テレワークの影響でパソコン作業が多くなり、肩の後ろ側の痛みに悩む方が増えています。
【肩の後ろが痛い場合の原因、3つ】
1:長時間のパソコン作業やスマホ操作で肩の後ろが重だるく感じる（肩凝り）
長時間不良姿勢のまま同じ姿勢でいると筋肉の内圧が上がり血管が圧迫されて血行不良をきたし痛みにつながります。
肩の後ろにあって肩凝りに関連する筋肉の中でも「僧帽筋」、「肩甲挙筋」が原因になりやすいです。

2:加齢による関節の変形や炎症で痛みが生じる（肩関節周囲炎（四十肩、五十肩））
加齢により肩周囲の筋肉や腱、靭帯、関節包、滑液包などの組織が変性し炎症を生じる病態を四十肩、五十肩といいます。

特に
・肩の後方組織（関節包、靭帯）の伸張性低下
・肩の後方の筋肉（僧帽筋、菱形筋、大円筋、広背筋）の伸張性の低下、血行不良
が原因となることが多いです。

3:スポーツや仕事の都合で、肩を使いすぎて鋭い痛みを感じる（神経の締め付けによるもの）
肩の使いすぎによって筋肉を酷使していると筋肉に関連した神経が圧迫されて痛みを感じることもあります。

・肩甲上神経
肩を上げる筋（棘上筋・棘下筋）につながる
肩の後ろの痛みや水平まで肩が上げられなくなる

・肩甲背神経
首・肩周辺の筋（中斜角筋を貫通し、肩甲挙筋、菱形筋）につながる
首・肩に加え手まで痺れが広がることもある

この2つの神経が圧迫されやすいです。

【対処法、3つ】
1:炎症が起きているときは安静
痛みが強く、動かさなくても痛い場合や、夜眠れないほど痛みが強い場合は炎症を抑えるため安静が第一優先です。
早めに受診して適切な治療を行いましょう。

2:肩のストレッチ（僧帽筋）
首を右に傾け、右手を頭の上に乗せる
左の首筋の伸びを感じながら頭を右に倒して20秒伸ばす
反対も同様に行う

3:背骨を動かして肩の負担を減らす運動（キャット&ドッグ）
四つ這いの姿勢になり、肩の真下に手、股関節の真下に膝を置く
息を吐きながら背中を丸める
息を吸いながら背中を反らす
10回行う

肩の後ろの痛みを今すぐになんとかしたい方はEn鍼灸整骨院までお越しください！