お茶を急須でいれたくなる？茶殻の栄養素：2024年4月2日｜レジリエンス(Resilience)のブログ

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投稿日：2024-04-02 19:13:24.0

お茶を急須でいれたくなる？茶殻の栄養素: 休憩の際にお茶を飲んで一息つく方も多いでしょうか。
緑茶はお茶をいれたあとに残る「茶殻（＝葉）」にも栄養素が残っています。

今回は捨てるだけではもったいない「茶殻」についてのお話しです。

★茶殻の栄養素

お茶をいれたあとに急須に残る茶殻。

お茶として飲むとカテキンやカフェイン、テアニンなどが溶け出しますが、実はその場合の栄養素は茶葉が本来持っている３割程度らしいです。

そのため、茶殻まで食べることで水に溶けなかった残りの栄養素も摂ることができます。

茶殻の主な栄養素は、

■β-カロテン
β-カロテンは緑黄色野菜に多く含まれる天然色素です。
強い抗酸化作用によって身体の老化を防ぐほか、体内では必要な分だけビタミンAに変わります。
ビタミンAは皮膚や目の健康を保ち、免疫機能の向上も期待できます。

■ビタミンE
強い抗酸化作用を持つビタミンの一つ。
老化のもとにもなる活性酸素から身体を守ってくれることから、細胞や肌の老化防止が期待できます。

■食物繊維
食物繊維はコレステロール値を下げ、脂質、糖、塩分の吸収をゆるやかにしてくれるはたらきがあります。
緑茶は水に溶ける水溶性食物繊維よりも水に溶けない不溶性食物繊維のほうが多く含まれています。

★茶殻も楽しもう

茶殻というと難しく感じる方もいるかもしれませんが、葉野菜のようなイメージで食事に活用してみると幅が広がります。

■そのまま食べる
茶殻とポン酢を和えておひたしにしたり、いつもの炒め物に加えてみたり、かきあげの材料の一つとして一緒に揚げるのもおすすめです。

■乾燥させて使う
水気をよく切った茶殻を耐熱皿に広げ、電子レンジで２分（６００W）加熱します。
乾燥した茶殻を鰹節や醤油と一緒にご飯と混ぜれば、混ぜご飯の出来上がりです。
軽くにぎっておにぎりにするのも◎

なお、緑茶と紅茶はどちらもチャノキから作られているため、紅茶で使用したあとの茶葉も同様に活用することができます。

ペットボトルやティーパック以外にも、急須でいれたお茶をおうちで楽しんでみてはいかがでしょうか。

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