自分の消化力の捉え方：2023年10月5日｜ニュピ(Nyepi)のブログ

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プライベート

投稿日：2023-10-05 10:35:24.0

自分の消化力の捉え方: おはようございます♪
Nyepi アーユルヴェーダのRINKAです。

みなさんは、普段食事前に「お腹すいた！」という感覚をもちながら食事をしていますか？
昨日のブログでは消化の火（アグニ）について触れましたが、今日は消化管（コシュタ）について書いていきたいと思います。

この消化管、つまり腸も生まれつきの体質によってその性質は異なります。
食事をした後すぐにトイレに行く人や数時間していく人、翌日になってからいく人など
様々いますがこれも全て体質が異なるためです。

アーユルヴェーダでは、人が生まれつき持ち合わせている体質（ドーシャ）という概念があります。
ドーシャとは、ヴァータ（風と空の要素）・ピッタ（火と水の要素）・カファ（土と水の要素）の3つであり、それぞれ全て持ち合わせていますが、これらの分量が違っているため個性ができると考えます。

つまり、私たちの消化管（コシュタ）にも個性があります。
下記のように3つに分かれ、特性が変わってきます。

・クルーラコシュタ（硬い消化管）ーヴァータ
・ムルドゥコシュタ（柔らかい消化管）ーピッタ
・マドーヤコシュタ（適度な消化管）ーカファ

ヴァータ体質の方は硬い消化管を持つため、便秘気味になったりする方が多いです。
ピッタ体質の方は柔らかい消化管を持つため、下痢気味になったり腹痛をもつ方が多いです。
カファ体質の方は適度な消化管を持つため、比較的トラブルも少なく便通も言い方が多いです。

このように、消化管にも個性ができるということです。

アーユルヴェーダでは、常にその体質の否定は絶対にしません。
そして、「バランス」を非常に大切にしている医学です。
硬すぎても柔らかすぎても病気につながってしまうので、常にバランスを意識する。
そうすれば、ずっと健康でいられるよ、といった教えです。

健康において、消化力は重要と捉えます。
アーユルヴェーダのドクターは、常に「お腹を見て」と言うくらい
消化力の状態を確認することを重要視しています。

心身ともに健康であるために、まずはその状態を受け入れることが大切です。
「今日も何だかお腹の調子が悪いなあ・・・また私の身体ダメじゃん・・・」
なんて思うのではなく、あくまでも「状態」として捉えてみてください。
状態を自分自身と繋げないことが精神的な健康のための重要なポイントになってきます。