責任感を手放す大切さ：2024年2月29日｜ニュピ(Nyepi)のブログ

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投稿日：2024-02-29 10:18:16.0

責任感を手放す大切さ: こんにちは♪
Nyepi アーユルヴェーダのRINKAです。

最近はまだ風は強いですが、暖かい天気が続きますね。
2月は季節の移行期間。
アーユルヴェーダでは、冬のヴァータ（風・空）の季節から春のカファ（土・水）の季節へと変わる時と言われ、全く性質が真逆な季節となるためこの時期は私たちの身体も影響を受けやすいと言われています。

先日、一年を通して滅多に不調にはならないけど、振り返るとこの2月のタイミングで不調になっていると気づきました、とお客さまよりお話しいただきました。
まさに、この季節の移り変わりの時期に身体が素直に反応して体調に現れているということですね。

不調を自分だけの症状と捉えずに、
日本に住んでいるみんなに起きていることなんだと捉え方を変えるだけでも
なんだか心が軽くなったりします。

さて、今日は責任感との向き合い方について書いていきたいと思います。

私自身、ピッタ（火と水）要素が強く昔から自分が始めたことには長く責任感を持ち継続していくことが大切、という思い込みがありました。

しかし、アーユルヴェーダの世界では、この「責任感」は不要なものと考えていきます。

自分が他の人にまだ必要とされているから、とか
一回始めたことなんだから最後まで貫くのが道理でしょ、とか
責任感という感情の裏にはたくさんの想いが詰まっています。

冷静に想いを見ていくと、どれも自分自身のエゴの声だということがよくわかります。
本当の自分の声が責任感という感情によって打ち消され、それが本当の自分の声だと間違って認識しているということです。

本当は、もう卒業したいのに、それでもまだ責任を感じて手放すことができない。
この状況は、本当の自分の願いや想いを無視していることになります。

よって、どんどん本来の自分とのズレが生じ、最終的には自分にとって不利なことが起きてしまうということです。

この責任感を手放すこと、がとても大切になってきます。

特に日本社会では、武士の文化から、責任を持ち働くことを美徳としています。
もちろん、ある程度は責任を持ち働くことが大切ですが、過度の責任を生んでしまうとそれはまた違ってきます。

あくまでも、自分が心地いいバランス感がまず一番に大切なこと、それにプラスして責任感を抱く程度が一番なのです。

今、あなたは何かに責任を感じすぎてはいませんか？