春の食養生法で軽やかな自分へ：2024年3月15日｜ニュピ(Nyepi)のブログ

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投稿日：2024-03-15 18:21:58.0

春の食養生法で軽やかな自分へ: こんばんは♪
Nyepi アーユルヴェーダのRINKAです。

今日は、アーユルヴェーダのお料理教室で実践的な学びを深めてきました。
約5,000年も前にできたアーユルヴェーダの理論は古典書から学んでいきますが
その当時の歴史的な慣習や文化ならではの対策がベースとなっており、
日本人として日本でアーユルヴェディックに過ごすには研究が必要になります。

今日は、そんな日本人に向けてこの時期に大切な
"春の食養生法"について書いていきたいと思います。

春の時期は、蓄積・停滞していたカファドーシャ(土と水の要素)が、
春の日差しによって流動化し、アグニ(消化の火)を弱めて疾病を誘発させると考えます。

この時期に積極的に摂りたい味は、辛味・苦味・渋味。
食べ過ぎず、消化に軽く、温かい飲食物を取り入れていきます。

中でも、緑豆、大麦、非加熱の蜂蜜、スパイス（トリカトゥなど）がおすすめです。

洋菓子など甘味と油分が多すぎるものは控えめにしてヨーグルトやナッツ類なども
消化に重いので食べる時はよく噛んで食べるなど工夫が必要になります。

この時期に気をつけるべき基本のポイントは以下になります。

1、6味を揃えること
甘味・酸味・塩味・辛味・苦味・渋味をできる限り一食に入れていきます。

2、食べ合わせに気をつけること
例えば、牛乳×塩味、牛乳×酸味、牛乳×魚
蜂蜜、ヨーグルトは加熱しない
蜂蜜とギーは同量合わせないなどです。

3、調理法は季節に合わせてシンプルに
できる限り調理法はシンプルにすることで、出来立てのものをそのまま食べ
消化力の向上に繋げることができます。

基本をおさらいし、季節のものでできる限り、日本人に馴染み深い和食を食べていきましょう。
日々の食卓において、ちょっとした知識を持つことで、手軽にアーユルヴェーダを生活に取り入れることができます。

食は、日々摂取する薬にもなり得るものだからこそ、
自分と自分の周りにも健康を伝染できるように、ぜひこの知識を取り入れて過ごしてみてくださいね。

この春をあなたらしく、軽やかに過ごせますように。
Nyepi アーユルヴェーダ　RINKA