自分で改善する（シリーズ）ストレートネック：2024年5月24日｜ソラーレ志木のブログ

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投稿日：2024-05-24 10:41:52.0

自分で改善する（シリーズ）ストレートネック: 最近、スマホなどの影響で、体調不良を来す人が増えてるという。どう言うことなのかパーソナルトレーナーとしての目線からの解説と対処方法の提案です。

１、ストレートネックとは？
人間の頭は、７つの頸椎と呼ばれる骨で支えられ、重さは成人で体重の約１０％、約４～６キロで頸椎はその重い頭を支えるため、緩やかに前方へ弯曲をしています。
ストレートネックとは、前弯している頸椎がストレート化し、頭位が前方へ突出した状態を言います。パソコン、スマホなどが普及し使用時間が長時間化してきたことが影響しており、別名「スマホ首」とも呼ばれています。影響は、筋肉が緊張し慢性的な肩こり、頭痛や吐き気などといった症状が現れやすくなります。
確認するには、壁を背にして立ち、かかと・お尻・肩甲骨・後頭部の4点をピタッと付けて立ってみてください。このとき、後頭部が壁に付かなければスマホ首といえます。

２、改善の考え方
筋肉には、上位交差症候群と言う考え方があり、短縮しやすい筋肉グループと伸ばされて筋力低下しやすいグループがＸ字にクロスした状態で存在し、アンバランスな状態となるため機能障害に陥り易くなります。
ストレートネックでは、
・首の後方の後頭下筋群が緊張して短縮している。
・首の前方が伸ばされて頚部深筋群が筋力低下している。
そのため、ストレートネック化してしまうのです。

3.改善方法
筋肉には、相反抑制と言う表と裏の筋肉が相反する働きをする性質があるので、これを使って
改善します。具体的には、
(1).仰向けに寝て、膝を立て、頸椎の下にタオルなどを丸めて置きます。
(2).あごを引きながらこのタオルを潰すような力を入れたら力を抜く。
これをを繰り返すことで、伸ばされて筋力低下している頚部深筋群の筋肉が強化され、緊張して短縮している後頭下筋群が緩むので、ストレートネックが改善できることになります。

4.その他
　ソラーレ志木のパーソナルトレーニングでは、
(1).自覚症状のない体のゆがみを見える化
(2).コンディショニングでゆがみのない状態に整える
(3).再発防止を図る筋トレ
の流れで、痛みの根本解決を図ります。
なお、自分自身で体を整えて痛みの改善と予防ができる「セルフコンディショニング」の具体的な方法もパーソナルトレーニングの中でお伝えできます。
ゆがみと痛みのない健康的な生活を目指してみませんか？