花粉症について：2024年3月20日｜アクシア(AQXIA)のブログ

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投稿日：2024-03-20 23:42:22.0

花粉症について: こんにちは

プライベートジムアクシアです

今回ですが薬を飲んでいたのにも関わらず花粉によるくしゃみが酷すぎてつい記事にしたくなってしまったので書いていきます（笑）

花粉症は"季節性アレルギー性鼻炎"で体内に侵入した花粉により引きおこされる１型アレルギー

では１型アレルギーについて説明します→アレルギー系は少し難しいのですがご了承を

<専門用語>
アレルゲン
→アレルギーの原因となる抗体のこと

マスト細胞
→血管周囲、特に皮膚や皮下組織、肺、消化管、肝臓などに広く存在している細胞で表面にIgEと呼ばれる免疫に関与するたんぱく質が付着

好塩基球
→白血球の一種で全白血球の1%未満で特定の抗原に出会うとヒスタミンなどが放出されてアレルギー反応が起こる

ヒスタミン
→アレルギー症状を呈する化学物質で食べ物から直接体内に取り込まれる他、生体内でも合成される

セロトニン
→脳内の神経伝達物質の一つ

１型アレルギーは食物、花粉、ダニ、ハウスダストなどがアレルゲンとなります

代表的な疾患はアレルギー性鼻炎、花粉症、アトピー性皮膚炎、結膜炎、気管支喘息、蕁麻疹、アナフィラキシー

体内にアレルゲン(以下、花粉)が侵入して数時間以内に症状がでる即時型アレルギー反応と分類されます

侵入した花粉を攻撃・排除しようと免疫グロブリンと呼ばれるたんぱく質の一種のIgE抗体が体内に作り出されます

作り出されたIgE抗体は、マスト細胞の表面や血液中の好塩基球の表面にくっ付きアレルゲンを待ち受けます

再び花粉が侵入して、待ち受けているIgE抗体と結合するとマスト細胞が活性化してヒスタミンやセロトニンなどの炎症性の化学物質が過剰に放出されます
→そのため花粉を外に出そうとくしゃみ、鼻水、涙などの反応が起こる

このヒスタミンやセロトニンはかゆみの原因のもなる物質で血管の透過性(血管壁の通りやすさ)を増し粘液などの滲出液を出させる働きやむくみなどからだの一部を腫れさせる働きもある

その結果、即時型アレルギー反応のアレルギー性鼻炎が起こります

また遺伝的な体質によりIgE抗体が作られやすい方はアレルギー疾患を発症しやすいと言われています

花粉症含めた１型アレルギーのメカニズムはこんな感じになります
今回は強風で花粉に困らされたのでつい記事にしました（笑）

暇つぶし程度にどうぞ

ではまた次回！