お腹の中の赤ちゃんの為に知っておきたい栄養知識：2024年5月8日｜五反田駅前鍼灸整体院のブログ

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投稿日：2024-05-08 19:00:07.0

お腹の中の赤ちゃんの為に知っておきたい栄養知識: 妊娠がわかると、妊娠前よりも栄養に対して関心や意識が高まりますよね。
出産後は生まれてきた赤ちゃんに必要な栄養を考えることが多くなります。
特に初めての妊娠や出産、子育てとなれば不安なことも多いかと思います。
なるべくわかりやすく書いていきますので是非参考にしていただけますと嬉しいです。

〇胎児に必要な栄養素
・葉酸
葉酸は脳や脊髄のもとになる神経管というものの発育に必須な栄養素です。
胎児の脳が作られるのは妊娠6週目頃です。
その為、妊娠の可能性を感じたら積極的に葉酸の摂取を行えると良いです。
葉酸を多く含む食材は、枝豆・ブロッコリー・アスパラガス・ほうれん草・オクラなどです。

・マグネシウムと鉄
マグネシウムはカルシウムと共に骨を作る成分でもあるので、そういった意味でも重要ですが、マグネシウムと鉄は妊娠高血圧症候群や貧血の予防になります。
妊娠高血圧症候群は妊娠２０週以降に高血圧になる疾患で内臓器にも障害を伴うことがあります。
それにより死産や母体も危なくなることがあります。
妊娠中の貧血は胎児への発育不足や早産のようなリスクを伴います。
その為、妊娠中は通常よりマグネシウムと鉄を摂取することを推奨されています。
マグネシウムを多く含む食材は、青のり・わかめ・昆布類・ひじき・かぼちゃなどです。
鉄を多く含む食材は、レバー・めざし・牛肉・かつお・まぐろ・納豆・小松菜・ほうれん草などです。
特に妊娠中期から後期にかけては鉄の必要量が増えていきます。

〇分娩後の為に知っておきたい栄養知識
分娩直後の母乳は免疫成分が豊富に含まれています。
特に５～７日間の初乳には免疫の抗体である免疫グロブリンや細菌増殖を抑えたり、腸内環境を整えるラクトフェリンが多く含まれています。
分娩後に摂っておきたいものとしては、魚やアマニ油などに含まれるオメガ３脂肪酸、そして亜鉛、ヨウ素、セレンなどを含む食材です。
亜鉛を含む食材は、牡蛎・豚レバー・牛肉赤身・卵などです。
ヨウ素を含む食材は、昆布・わかめ・焼きのり・たら・さんま・牡蛎などです。
セレンを含む食材は、マグロ・ワカサギ・イワシ・かつお節・ネギなどです。
また、授乳中は赤ちゃんの為にも辛い物や脂っこいものはなるべく控えたほう良いとされています。

我が子の為にできるものをチョイスしてみるのも良いですよね。