ゴタンダエキマエシンキュウセイタイイン
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五反田駅前鍼灸整体院のブログ
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投稿日：2025-11-22 11:19:54.0
- 内臓の疲労と肩こりの関係
- 実は内臓の疲労が肩こりを引き起こすケースは非常に多く、筋肉へのアプローチだけでは改善しにくいタイプの肩こりの大きな原因となります。
■内臓が疲れるとなぜ肩こりが起きるのか？
内臓と筋肉は神経で繋がっています。
例えば胃が不調なときに背中が張ったり、肝臓が疲れると右肩が重くなったりするのは、その神経反射によるものです。
１． 内臓疲労 → 交感神経が緊張
内臓がストレスや食べ過ぎで負担を抱えると、体は守ろうとして交感神経が優位になります。
交感神経は緊張・興奮の神経なので、
血流が悪くなる
筋肉がゆるみにくくなる
痛みを感じやすくなる
という状態に。
結果として、肩周りの筋肉が常に力んだ状態になり慢性的な肩こりを引き起こします。
２． 姿勢が崩れる
胃腸が疲れている人に多いのが 前屈みの姿勢。
内臓の不快感を軽減しようと無意識にお腹を守るような丸い姿勢になります。
すると
胸椎が動きにくくなる
肩甲骨が滑らかに動かなくなる
僧帽筋・肩周囲の筋肉が代償して働く
この悪循環が肩こりを慢性化させます。
３． 右肩に出やすい「肝疲労タイプ」肝臓の疲れ（アルコール・脂肪肝・過食・ストレス）は、右の肩こり・右の肩甲骨内側の張り と関連します。
肝臓は身体の解毒・代謝を担うため、疲労が蓄積すると横隔膜の動きが悪くなり、呼吸が浅くなる。
呼吸の浅さは、首肩の補助筋を過剰に使わせ、右肩周囲に強い張りを作ります。
■東洋医学から見る「内臓と肩」のつながり
東洋医学では五臓六腑の働きが経絡を通して筋肉へ影響すると考えます。
肝の不調 → 背中・肩甲骨の張り
胃の不調 → 背部の中央の張り、猫背、肩こり
脾の弱り → だるさ・倦怠感とセットの肩こり
腎の弱り → 首の重だるさ・疲労感
鍼灸では、これらの内臓＝経絡のアンバランスを整えることも重要視します。
■改善するためのポイント
１．食べすぎ・アルコールを控える
「腹七分～八分」が一番疲れにくい。
特に夜の食べ過ぎは翌朝の肩こりに直結します。
２． 温める内臓の血流が上がると肩周りの筋緊張もふっと緩みます。
３．軽い有酸素運動内臓の血流改善と副交感神経優位に有効。
内臓が本来の働きを取り戻すと呼吸が深くなり、肩周りの筋肉が勝手に緩み始めるため根本的な改善につながります。
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