喉に張り付く痰、後鼻漏　ツボで不快感を解消！：2025年1月14日｜武蔵小杉鍼灸接骨院のブログ

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投稿日：2025-01-14 17:32:05.0

喉に張り付く痰、後鼻漏　ツボで不快感を解消！: 鼻水が喉に流れ込んでくる、咳が止まらない、痰が絡む、喉に違和感がある…このような症状に悩まされている方は、「後鼻漏（こうびろう）」かもしれません。
後鼻漏とは？
後鼻漏とは、鼻水が鼻の前ではなく、喉の方へ流れ込んでくる状態を指します。喉の奥にドロドロしたものが張り付いているような不快感や、粘りのある痰、口臭などの症状が現れることもあります。

後鼻漏の原因
東洋医学では、後鼻漏の原因を大きく「お腹の弱り（脾の弱り）」と「呼吸器の弱り（肺の弱り）」の2つに分けて考えます。

お腹の弱り（脾の弱り）: 胃腸の働きが弱まると、消化吸収がうまくいかず、痰が溜まりやすくなります。食後に後鼻漏の症状が悪化しやすい方は、このタイプかもしれません。疲れやすい、お腹が張る、食欲がない、口内炎ができやすい、日中眠気が出やすいなどの症状も併せて起こることがあります。
呼吸器の弱り（肺の弱り）: 肺の機能が低下すると、鼻水などの水分を全身に送る機能が落ち、鼻水が出やすくなります。咳や鼻炎、呼吸が苦しい、皮膚が弱い、息切れ、風邪をひきやすいなどの症状も併せて起こることがあります。
後鼻漏解消におすすめのツボ２選
動画では、後鼻漏解消におすすめのツボとして、首にある2つのツボが紹介されています。

水突（すいとつ）:
場所: 胸鎖乳突筋（耳の下から胸骨と鎖骨まで斜めに走る筋肉。顔を横に向けると首に筋が出ます）の前側、喉仏の下にある輪状軟骨と同じ高さにあります。触るとゴリゴリしたり、ツーンと響くところを探します。
効果: 呼吸を整え、痰を抑え、咳や息苦しさを和らげる作用があります。喉の痛みや腫れ、嗄れ声などにも効果的です。胃の調子を整える作用もあるため、お腹の弱りからくる後鼻漏の方に特におすすめです。
天鼎（てんてい）:

場所: 胸鎖乳突筋の後ろ側、輪状軟骨と同じ高さにあります。水突と似た場所にあります。触るとゴリゴリしたり、ツーンと響くところを探します。
効果: 痰を取り除く効果があり、喉の症状に効果的です。また、肺と表裏の関係にある大腸のツボでもあるため、肺の機能を高める効果も期待できます。
ツボの押し方: 人差し指や中指で優しく10秒ほど刺激します。ゴリゴリしたものを揉みほぐすように優しく刺激するのがポイントです。これを朝、昼、晩の1日3回行ってみましょう。