パーマとへアカラーって一緒にできるの?

おしゃれな子が取り入れているパーマスタイルやトレンドのヘアカラー。
美容院に行く時間もかかりますから、できれば「パーマとへアカラーを同時にやりたい」と思っている方は多いのではないでしょうか。
クーポンメニューなどでもセットをみかけるので、できるのかな…と思いつつも髪へのダメージも気になりますよね。

実際のところ、パーマとカラーは一緒にできる場合とできない場合があります。
ここでは、それぞれの理由と施術後のケアなどをご紹介していきます。

同時施術におすすめなのはコスメパーマ

パーマ剤やカラー剤には、同時に施術できる薬剤とできない薬剤があります。
含まれる成分に左右されるのですが、髪への負担を最小限に抑えた化粧品タイプのカラーやパーマを使うことで同時施術ができるようになります。

具体的には、コスメパーマがその一種。
コスメパーマの特徴については、以下の記事もチェックしてみてください。

▼関連記事はこちら

髪にやさしいコスメパーマ!ナチュラルでかわいいゆるふわスタイルをレングス別に大特集
髪にやさしいコスメパーマ!ナチュラルでかわいいゆるふわスタイルをレングス別に大特集
おしゃれな女性の間で注目度が上がっているコスメパーマ。化粧品に登録されている薬剤を使うので、髪へのダメージが少なくて済む優秀なパーマなんです♡ナチュラルなゆるふわヘアが楽しめるコスメパーマについて、 みんなが知りたい情報をまとめてみました。おすすめのヘアカタログも要チェックですよ!

コスメパーマでつくる厳選おすすめスタイル

コスメパーマでつくるレイヤーショート
さりげなく取り入れたレイヤーカットをパーマで最大限に活かした、ハンサムショートスタイル。 ショートにパーマを施す時には、骨格に合わせて顔周りをカールさせて。
くせ毛ウェーブ × ナチュラルブラウン
コスメパーマは、くせ毛のような無造作ウェーブを作りたいあなたにおすすめ◎ カラーはナチュラルなブラウンカラーをチョイスし、抜け感あるスタイルに仕上げて。 おしゃれな雰囲気をぐっと引き出してくれますよ♡

同時施術は難しいのはどんなケース?

美容院によって取り揃えている薬剤が異なるので、同時施術を断られてしまうケースもあります。

また、パーマとヘアカラーを同時に施術できる薬剤を使っても、髪の状態によっては美容師さんがおすすめしない場合もあります。
同時施術はへアダメージが大きいため、ひどく傷んだ髪の方にはリスクが高いからです。

その場合は、美容師さんの判断に任せて、へアカラーとトリートメントに変更するなど、キレイに仕上げてもらうことを優先しましょう。
昨今では多くの美容院が化粧品タイプのパーマやカラーを提供しているので、同時施術できるケースも増えています。

予め調べたうえで、同時施術可能なサロンにお願いするのがおすすめですよ♡

パーマとカラーの施術順番は?

同時の場合

パーマとヘアカラーを同じ日にやるときは、パーマ→ヘアカラーの順番で施術するのがおすすめです。

先に施した薬剤は、後の薬剤によって少なからず落ちてしまいます。
パーマとヘアカラーならカラーの色落ちの方が目立つので、カラーを後に施術した方がいいのです。

別日の場合

パーマとカラーを別日で施術する場合も、パーマが先でカラーが後がベター。
またこの場合、パーマとカラーの日程は、1週間以上空けることをおすすめします。
薬剤は髪に定着するまでに時間がかかりますし、カラーやパーマは髪の毛へのダメージも少なからずあるものです。
ダメージケアまで考慮して、1週間程度おくと良いとされています。

パーマ&カラー、同時施術の値段はいくらくらい?

同時施術と別々の施術、どちらも値段は美容院によって様々です。
そのためどちらがお得、とは言えませんが、1日で済むことを考えたら同時に施術する方がスムーズにおしゃれを楽しめるかもしれません。

基本的に、パーマもへアカラーも、化粧品タイプの薬剤を使う方が少し高めに設定されていることがが多いよう。
しかし、美容院によってはセットメニューのクーポンでお得になる場合もあります。
まずは近くのサロンがセットメニューに対応しているか、確認してみましょう。

パーマとカラーの後はしっかりヘアケアをしよう!

パーマとヘアカラーの両方を施した髪は、かなり大きなダメージを受けています。
そのため、自宅での丁寧なケアが必要です。

この項目では、施術を受けた当日以降のケア方法をご紹介。
施術を受ける前にしっかりチェックしていきましょう。

施術後のヘアケアポイント1:施術後はシャンプーをせず、ダウンスタイルで過ごす

パーマやへアカラー、あるいは両方を施術した日の夜は、シャンプーをしないことをおすすめします。

薬剤は24時間かけてゆっくりと定着していきます。
その日のうちに洗ってしまうと、せっかくのカールやカラーが落ちやすくなってしまうのです。
また、パーマをかけた場合は髪を束ねるとクセがついてしまう可能性があるので、施術後2〜3日程度はダウンスタイルで過ごしましょう。

施術後のヘアケアポイント2:シャワーやドライヤーの温度に注意!

パーマやへアカラーをした髪は、キューティクルが開いてダメージを受けやすい状態になっています。
そのため、シャワーやドライヤーの熱には要注意。
洗髪するときのシャワーは、35度程度のぬるま湯がベストです。
あまり熱いお湯を髪にあてないように心掛けましょう。

また、ドライヤーをかけるときは、先に洗い流さないトリートメントで髪をコーティングしてからがおすすめ◎
コテやアイロンの熱は更に高温なので、ダメージが気になる時は使用を避けましょう。

ダメージケア処方のアイテムを使用するのもおすすめですよ◎

施術後のヘアケアポイント3:自然乾燥はNG!

ドライヤーの熱がダメージになるなら、自然乾燥の方が良いのでは?と思われがちですが、実は自然乾燥もヘアダメージに繋がってしまいます。

濡れた髪はキューティクルが開いているので、自然乾燥をすると髪内部の水分も一緒に蒸発してしまいます。
そのため、髪がパサパサになり、パーマもへアカラーもとれやすくなってしまうのです。

濡れた髪は、なるべく早くドライヤーでしっかり乾かす、をへアケアの鉄則として覚えておきましょう!

施術後のヘアケアポイント4:トリートメントで髪に栄養を!

パーマやへアカラーの施術後は、自宅でもトリートメントケアを取り入れましょう。
使うアイテムは市販のもので十分。
できるだけ毎日トリートメントケアをするのがベターです。
特に髪の傷みが気になるという方は、美容院で販売しているトリートメントを使ってみるのもおすすめ。

市販のものよりも栄養成分が多く含まれてれているものが多いので、より効果が期待できます。

また、美容院でのトリートメントで集中ケアするのもおすすめです

市販のトリートメントはコンディショナー成分も含まれているので栄養成分が少ない傾向にありますが、美容院のトリートメントはしっかり髪に栄養を与えることができます。

プロのトリートメントをすれば、セルフでは感じにくい、しっとりツヤツヤな髪の触り心地を体験できるはず。

パーマ&カラーの同時施術でつくるおすすめスタイル特集

最後に、パーマ&カラーの同時施術でつくるおすすめのヘアスタイルをご紹介。 実際に施術をする際は、仕上がりのイメージが大切になるので、ぜひスタイルの参考にしてみてください。

ラフカールが可愛いショートボブ
ラフなカールのショートボブに合わせカラーは、柔らかいシルキーベージュをチョイス。 カールが緩めのデジタルコスメパーマによって、程よいニュアンス感を演出しています◎
透け感オリーブアッシュ × デジタルパーマ
透け感とくすみ感をいいとこ取りしたオリーブアッシュカラーには、大きめデジタルパーマをあててこなれ感をプラス。 パーマ髪を乾かす際には、カールを保つためにも内巻きを意識して乾かすのがポイント◎
MIXモテロングウェーブ
低ダメージパーマでゆるっとMIXウェーブをつくった、モテロングスタイル。 オイルとシアバターをたっぷりと揉み込んで、今っぽい濡れ髪風に仕上げて♡
柔らかパーマ × 透明感カラーで大人っぽく
柔らかコスメパーマには、透明感と柔らかさ抜群のアッシュベージュカラーを合わせてとことん柔らかい印象に。 細かいカールにセンターパートを合わせ、大人っぽくもカジュアルに仕上げて♡

パーマ&カラーの同時施術で一気にイメチェン♡

おしゃれヘアには徹底したヘアケアが必須!
パーマ・ヘアカラーの後には、トリートメント等でしっかりケアして美髪を目指してくださいね。

同時に施術する場合は、美容師さんと相談しながら、髪の状態を考慮して仕上げてもらいましょう。