骨の基礎知識：2017年10月7日｜カラダストレッチ北千住マルイ店のブログ

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サロンのNEWS

投稿日：2017-10-07 14:32:43.0

骨の基礎知識: 【骨】
〈骨の役割〉
骨は全身２０６個あると言われて、様々な役割を持っています。

〇骨を支える
骨は、骨格を形成し体を支えるという役割を持っています。
また数十kgもある体を支えるだけでなく、何処かにぶつけたり、高いところから飛び降りたりと,強い衝撃にも耐えられるように作られています。

また、軽快な動きをするために重量を軽くする必要があります。そのため特に四肢の細長い骨は中空になっています。手足の骨は両端よりも中央部分が厚くなっています。
そのために、中央部分に曲げるような方向に力が加わっても簡単に折れることはないように作られているのです。

〇運動の支点となる
複数の骨が関節を構成し、その前後に付く筋肉が収縮することで運動が起こります。
体の関節は場所によって動きが違います。肩や股関節は回すことができるが、
肘や膝は曲げ伸ばしの動作しかできません。
これは関節を構成する骨同士の形や組み合わせによるものです。

〇蔵を保護する
骨にはヒトの内蔵を外力から守る・保護する役割を持っています。
頭蓋骨は脳を守り、ヒトにとって最も大切な脳は、決して触ることはできません。
胸の前にある胸骨と背中側の胸椎、胸の周囲を囲む肋骨とで形成されるカゴ状の胸郭は、
心臓や大きな血管、肺などの臓器を守っています。
骨盤は、膀胱や腸、女性の場合は子宮や卵巣といった臓器を守っています。

〇カルシウムを貯蔵する
カルシウムは骨の材料になるだけではなく、体の様々な生理機能（神経伝達や筋収縮）のために非常に重要な働きをするミネラル。そのため血液中のカルシウム濃度は常に一定のレベルに保たれています。
骨はそのカルシウムの貯蔵庫で、血液中のカルシウムが足りなくなると骨から取り出し、
逆に血液中のカルシウムが多すぎるときは骨に貯蔵する仕組みになっています。
人体にはおよそ1000gのカルシウムがあり、その99％が骨と歯にあります。

〇血液をつくる
骨の中には骨髄がある。骨髄には、赤色骨髄と黄色骨髄とがあり、赤色骨髄では盛んに
血液が作られています。骨髄の中には、幹細胞（ES細胞）という血球の元になる細胞があり、
それが分化して赤血球や白血球が作られます。
子供の頃は赤色骨髄が多く、年を取るにつれて造血機能が衰えて脂肪細胞が増え、黄色くなるので黄色骨髄と呼ばれるようになります。

以上、５つが骨の役割。