骨の基礎知識：2017年10月7日｜カラダストレッチ北千住マルイ店のブログ

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サロンのNEWS

投稿日：2017-10-07 14:36:46.0

骨の基礎知識: 〈脊柱〉
脊柱は32～34個の椎骨が連結して形成されていて、体幹を支える重要な骨格である。
脊柱全体はS字状に湾曲していて、二足歩行をするためにかかる下方向への荷重を分散したり、衝撃を吸収する役割を持つ。

細かく分類していくと・・・
○頚椎・・・頚部にある椎骨。全部で7つあり、前弯している。
○胸椎・・・胸部にある椎骨。全部で12つあり、後弯している。全ての胸椎から肋骨が
　　　　　　出ている。
○腰椎・・・腰部にある椎骨。全部で5つあり、前弯している。椎骨の中で最も大きいの　　　　　　　　　
　　　　　　が特徴。
○骨盤の部分は仙椎と尾椎に分かれる。成人すると仙椎は5つの骨が癒着して1つの仙骨になる。尾椎は3～5つの骨が癒着して1つの尾骨になる。

※椎骨＝椎体・棘突起・横突起で形成され、突起部分は筋肉と繋がっている。
（第1頚椎と第2頚椎は例外）

椎骨と椎骨と間には椎間板が存在する。
この椎間板の中には髄核というゼリー状の組織が存在し、約8割が水分である。
脊椎のねじれや屈伸、圧力などを液体の流動性を利用し、吸収する役割をしている。
しかし、過度なねじれや屈伸、圧力がかかると髄核が椎間板を突き破り突出して神経圧迫を起こしてしまう。
これがいわゆる“椎間板ヘルニア”である。

〈胸郭〉
胸郭は全部で37個の骨で形成された釣鐘状の骨格で、心臓や肺を鳥かごのように取り囲んでいる。1個の胸骨と、12個の胸椎と、12対（24個）の肋骨に分けられる。

胸骨は上部から胸骨柄・胸骨体・剣状突起の3つがネクタイのような形状で胸の前面に
ある。剣状突起は、体表から見るとみぞおちの部分にある。

肋骨のうち上から7番目まではそれぞれ胸骨と脊柱と繋がり、真肋と呼ばれる。
8～10番目は前方で軟骨部分が第7肋骨と繋がり、直接胸骨と接続されていないため、
仮肋と呼ばれる。
11～12番目は背面は脊柱に繋がっているが前方は遊離しているため浮遊肋と呼ばれる。