気を付けて!! 若い方にも起きる “誤嚥性肺炎”に…：2021年8月11日｜小坂井接骨院のブログ

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投稿日：2021-08-11 08:04:10.0

気を付けて!! 若い方にも起きる “誤嚥性肺炎”に…: 皆さん、『誤嚥性肺炎』って、知ってますか？

本来なら“高齢者”の方に見られる症状で、『飲食物が喉の付近にある“飲み込む”為の筋肉が衰えることで胃に行く食道に行かず肺に行く気道に入り込み、肺が炎症を起こす』事で、むせたり咳き込む事で入ってきた物を押し返し正常に戻すのですが、元に戻すこの“むせ・咳き込み”も出来なくなってしまうと命に関わりかねない重大な事です。

私だけでなく、多くの方がそうである様に“何か”に追われるかの様に常に急いで生活していると、不意に気管に飲食物が入り込み、むせこんだ経験は誰しもが一度はあるはず。

いわゆる“間違って気管に入り込む”事は何しも“高齢者”に限らず子供ですら起きます。

理由としては“高齢者”では『飲食した物が急に喉に送られることで、食道と気道の切り替えをするのが間に合わず気道に入ってしまう』のと『食したモノが柔らかすぎて十分咀嚼（モグモグする事）せず飲み込んでしまう』など様々あり、『介護の世界』では、飲み物にわざわざ“とろみ”を付け、食事はゆっくり咀嚼して頂き少しづつ飲み込んで頂き“誤嚥”を避ける様にしてます。

以上の様な状態が、実は今、若い方にも起きているとの事…

食事は急いで行い、食べる物も軟らかい物が多く、運動不足だけでなく会話や発声する事も減って舌や喉の筋肉が衰えてきた現代で、この“高齢者”の様な状態になりつつあるというのが理由だそうです。

皆さん、お心当たりはありませんか？

まずは舌と喉の筋肉を鍛えましょう!!
＜発声練習＞
ご自宅でもいつでも出来ます。
＜パ＞＜タ＞＜カ＞＜ラ＞と発声します。　一言一言ハッキリ出来れば大きな声で発音しましょう!!
この４つの言葉は飲食物を飲み込む時に使う筋肉を使った言葉なのです。
しっかり舌の筋肉を使いましょう。
＜首の前の筋肉＞手をオデコ、またはアゴに当て、手は上後方に押しながら顔を下に向ける。　首の前の筋肉を抵抗運動で鍛えます。
上向きで寝た状態で頭だけ上げ、つま先を見ます。

健康な身体は、健康な食事からです!!