『力こぶ』に力を入れると『力こぶや肩』が痛い方…：2021年8月10日｜小坂井接骨院のブログ

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投稿日：2021-08-10 07:49:23.0

『力こぶ』に力を入れると『力こぶや肩』が痛い方…: 皆さんが男性なら腕の『力こぶ』が“モリッ!!”とした逞しい太い腕は憧れですよね!?　女性の方なら、やはりある程度『力こぶ』がシッカリある方が良いのではないでしょうか…？
しかし現実は厳しいもので、ジムに１回や２回行ったからと言って急に“マチョメン”にはなれません。

なので“筋トレ”に勤しんでおられる方もおいででしょう。

しかしそうではなく、お仕事上や目標があってで“行わなければならない”環境の方もお見えでしょう。

しかし問題は『力こぶ』の使い方・量です。　それが悪いと起こるのが『上腕二頭筋腱炎』です。

まず、『上腕二頭筋』とは、腕の前面にある筋肉で一般的に言う『力こぶ』の筋肉です。　上腕二頭筋のお仕事は“肘を曲げる”事と“肩を挙げる”事。

自ら望んで筋肉をつけたいと運動されている方は、痛みや違和感が現れた場合、余程無理をしない限り運動量を調節出来ますが、その行動が必要な職業や作業、動作をされる方は都合上調整が出来ず、また治療に行く時間も限られてくる為に無理と我慢を強いられるケースが多いです。

なので結果的に“放置”になってしまい最悪“手術”まで行く事も少なくありません。

もちろん突然・急激な使い方で筋肉自体の損傷や、いわゆる“筋肉痛”もありますが、大体そう言った場合は“安静”で改善される事も有ります。

この筋肉は名前の通り二頭になっており、肩甲骨から始まり、前腕（肘と手首の間の骨）の頭骨に付着します。二頭のうち一側は長く、これを長頭と呼びます。筋肉はやがて腱に変わり骨に付着します。

上腕二頭筋長頭は上腕骨（腕の骨）の結節間溝と横上腕靭帯からなるトンネルを通ります。

この筋は腕を上げたり肘を曲げたりすると、その際かかる腱とトンネルでの摩擦により、炎症を引き起こします。
そのため、腕を上げようとしたり荷物を持ち上げようと力を入れた際に痛みが出たりします。

病態が進行すると、慢性化したり腱の断裂を引き起こすことがあるので、注意が必要です。

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