睡眠の質を上げる姿勢　パート1：2024年5月9日｜豊中メディカル整体院のブログ

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投稿日：2024-05-09 09:45:06.0

睡眠の質を上げる姿勢　パート1: 睡眠負債という言葉が2017年に流行語になりました。
睡眠不足が借金のように積み重なり、生活の質、仕事のパフォーマンスの低下、うつ病やガンの発症にもつながるといわれています。

睡眠負債という言葉の広まりと共に睡眠の効果についても注目されるようになりました。
疲労回復はもちろん、肌質改善からダイエットまで睡眠には効能がたくさんあり、その効能は科学的に証明されています。

睡眠の質を上げる為によく推奨されるのが、入眠前のスマホ使用をやめてブルーライトをカットすること、湯船につかる事、深夜のアルコールを控える事など、生活習慣の改善についてです。

もう一つ、睡眠の質をあげるために大事な要素があります。
それが、正しい姿勢で眠る事です。

そして、正しい姿勢で眠る為に重要なのが、腰痛の解消です。
腰痛を抱えていると、どうしても正しい姿勢で眠る事ができません。

腰痛が解消されて、正しい姿勢で眠れるようになると、睡眠の質も格段に上がります。
ぐっすり眠れるだけでなく、血流が改善されて、首や肩のコリが自然と良くなります。

[その枕、横向きに寝て使っていませんか？]
市販の枕で良い睡眠が取れない場合、高価なオーダーメイドの枕を作る人もいます。
オーダーメイド枕を作っている時は、仰向けで寝て調整するはずですが、仰向けだとしっくりこなかったり、痛みを感じたりして、結局は横向きで寝て使ってしまう場合が多いです。

これだと、せっかくの高価な枕も意味がありません。
仰向けで寝たくて寝れない、その原因は腰痛です。

その腰痛の原因は、腸腰筋が縮んでいるからです。
腸腰筋とは、お腹の奥にあるインナーマッスルです。
腰痛の症状がある方は、ほぼ例外なくこの筋肉が縮み込んでいます。
つまり、筋肉にコリがある状態です。

腸腰筋が縮み込むと、体は筋肉の力で自然と前傾姿勢になってしまいます。
横向きで寝ている時は、前傾姿勢に近い状態で、腸腰筋の縮み込みに逆らわない為、楽に寝れてしまいます。

しかし、筋肉の縮み込みに逆らわない為、寝ている時に痛みはないですが、筋肉のコリはより強くなってしまいます。
腰痛がある人が仰向けに寝ようとすると、腸腰筋の縮み込みに反する寝方なので痛みが出てしまいます。

つまり、腸腰筋の縮み込み、腰痛を解消しないと仰向けで寝る事はできないのです。

次回に続きます