尿もれの原因と対策初台整体尿もれ骨盤底筋：2023年6月1日｜初台メディカルラボ整体院のブログ

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投稿日：2023-06-01 12:29:24.0

尿もれの原因と対策初台整体尿もれ骨盤底筋: ある程度の年齢になると出てくるお悩みの1つに「尿もれ」があります。

重いものを持ちあげた時、笑った時、咳やくしゃみなどをした拍子に、意図してないのに起こってしまう「尿もれ」。
中年以上になると経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
尿もれにはいくつか原因がありますが、上記のようなケースを「腹圧性尿失禁」と言い、
これは言葉の通りでおなかに力が入った時に尿がもれてしまうことを指します。

このタイプの尿もれは男性よりも女性に多く、特定の筋肉が衰えていることが原因。
その特定の筋肉とは、具体的にいうと「骨盤底筋」です。
骨盤底筋というのは、骨盤の底部分にある筋肉の集まりのことで「骨盤底筋群」とも呼ばれます。
これらの筋肉は、膀胱や子宮が下がらないように内臓を支えることと、尿道・膣・肛門を締めたり緩めたりして排泄をコントロールすることが主な働き。

その為この筋肉が衰えることで尿道のコントロールが上手くいかず、ちょっとお腹に圧力がかかっただけで出すつもりじゃないのに漏れてしまう…という現象が起こるんですね。

ちなみに骨盤底筋が衰える原因は主に、妊娠出産、肥満、加齢、運動不足など。
加齢や運動不足が主要原因なので、どうしても中年以降になるとこのお悩みの方が増えるのです。

しかし逆を言えば、筋肉の衰えが原因ですから鍛えれば改善もできるということ。
即効性での効果はありませんが、トレーニングを日々続けていけば1～2ヶ月くらいで効果が出てきます。

やり方は簡単。
仰向けに寝て両ひざを立て、体の力を抜いてリラックスします。
その状態で肛門、膣、尿道をギューーッと引き締めて１０秒くらいキープしたら脱力して、３０秒くらい休んでまた繰り返します。
「引き締める→脱力」の流れを１０回で１セットとして、１日で数回にわけて５セットくらいやりましょう。

また、同じ動きは座っていても立っていてもできるので、日常生活の合間に都合のいい姿勢で取り入れられます。

尚、このトレーニングのポイントは次の２つ。
引き締める時は、肛門や尿道を胃（内臓）の方に引き上げるイメージでやること。
そして、引き締める部分以外はとにかく力を抜くこと。
トレーニング中に体が力まないようにしてください。