【マタニティ】妊娠中の身体の変化(骨筋肉以外のもの)：2024年2月22日｜トラスト錦糸町治療院のブログ

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投稿日：2024-02-22 13:22:35.0

【マタニティ】妊娠中の身体の変化(骨筋肉以外のもの): 妊娠をするとお腹が大きくなって「姿勢」や「体型」「体重」が変化するだけでなく
身体の中身も変化します
減ることよりも「増える」ことの方が多く、それをママ一人の身体で賄う事で負担が掛かり続けます

内臓に負担が掛かり続け内臓が疲労します

内臓が疲労することで以下の症状がでる事が多いです

【内臓疲労が引き起こす代表的なトラブル】
・首や肩のこり、腰の痛みを感じる
・太りやすく、やせにくい身体になる
・おなかが張る
・おなかを下しやすくなる
・お通じが滞る
・むくみやすくなる
・寝起きに身体の重さやだるさを感じる

首肩こり・腰痛などは骨格的なものだけではなさそうですね

さて、身体の中身の変化について

・貧血にも繋がるのですが血液について
赤血球は週数に比例して分娩に至るまで増加、同時に赤血球など以外の血液の水分も増加
ただ、赤血球の増加の割合よりも水分の増加が多いので、簡単にいうと、「薄い血液」になります

そして、その薄い血液は妊娠後期には約４０％も増加します

ただ、「増えたり」「薄くなったり」するには理由があって
・分娩時の出血に備える
・薄い血は、胎盤の循環に有利

※血液量は体重５０kgだと約４リットル
妊娠後期には約5.6リットル
分娩時には約０．５リットル出血
出血による致死量１～１．５リットル

その他、白血球も増え、血小板も増えます
白血球が異常値であれば何かしらの感染・炎症など疑われるし、血小板が増えすぎれば血栓が心配になります

さて、
その増えた血液
非妊娠時よりも約４０％増の血液を体内に循環させる「心臓」と
各地で老廃物を受け取った血液をキレイにろ過する「腎臓」は通常よりも仕事をしているのはご理解頂けると思います

幸いというか残念ながら「心臓」や「腎臓」には痛みを感じる神経がないので疲労困憊になっていても直接痛いとかダルイとか感じません

ただ、上記に示した通りのようにお身体全体として不調に陥る事が多いです

これを見てくださっている皆さんの痛みや不調は、もしかしたら内臓の疲労が関係してるかもしれませんね
こういったところも相談に乗れます
良かったらお気軽にご相談ください

次回は心臓・腎臓、呼吸の変化について解説します

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