この症状は５０肩？４０肩？：2023年10月2日｜ルピナス整体院のブログ

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投稿日：2023-10-02 17:07:59.0

この症状は５０肩？４０肩？: 少しずつ寒くなってきそうな気配を感じますね。
朝と夜は肌寒くかんじるかもしれません。
今日は、最近少し増えている５０肩についてお話しします。

肩が痛い…これって50肩なのかな？
そう思うことはないでしょうか？
50肩とは俗称で、正式には肩関節周囲炎という名前があります。
え？炎症なの！？そうなんです。捻挫とかと同じく炎症が出ているから痛いのです。

肩関節は可動が多い関節なので、その分筋肉や腱に負荷がかかりやすく、炎症も中々止まってくれないので症状が治まるのに時間がかかります。
そして医学的に５０肩と言われるものは可動域制限というものが出ます。
例えば手が上がらないとかそういった類のものです。
痛くても手が上がる、可動域が出るというものは肩峰下滑液包炎と言われ、５０肩の前段階ともいわれます。
４０肩は５０肩よりも軽傷なものを指すときが多いですが、基本同じものと考えて大丈夫です。
まとめましょう。

痛みを伴い、肩が上がらないなど可動域制限がある…５０肩
痛みを伴うものの、肩が上がったり可動域制限はない…肩峰下滑液包炎

ザックリ言うとこんな感じです。肩はたくさんの筋が絡むので他にも傷病があるのですが、多いのはここら辺と思っていただいて大丈夫です。
肩峰下滑液包炎が悪化すると５０肩になると思ってください。
今のところなぜなるのかは明確には分かっていないのですが、不良姿勢で肩をたくさん使うとなることが多く、昔は洗濯物や洗い物をする主婦に多い傷病と言われていました。

また、筋肉量が傷病に絡むこと、家事負担が女性の方が多いことから女性がなりやすいのがこの症状です。
基本的安静が必要になるので、もし大事な人が痛めてしまったら優しくしてあげてください。

この症状は安静にしていれば軽快することが多いものの、約３割の人に可動域制限が出ると言われています。
私個人はリハビリが必須と思っているので、症状にお悩みの方はぜひお声がけください。

寒い時期も元気に乗り切りましょう！