幸せと知性の混乱プラギャパラーダ：2023年11月20日｜ニュピ(Nyepi)のブログ

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投稿日：2023-11-20 11:43:23.0

幸せと知性の混乱プラギャパラーダ: おはようございます♪
Nyepi アーユルヴェーダのRINKAです。

インドのヴェーダ哲学をベースに広がるアーユルヴェーダの「幸せ」の考え方について書いていきたいと思います。

アーユルヴェーダでは前提として、
「人間の本質は本来、幸せ（アーナンダ）に向かう」と考えます。

人として生きているだけで、幸せということなんです。

そのベースがあるにもかかわらず、私たちは日頃から仕事や家庭環境などさまざまなストレスを抱えて生きています。
そのストレスの捉え方や考え方を誤ってしまうとプラギャパラーダという状態に陥ってしまいます。

プラギャパラーダの状態とは、たとえば、幸せになりたいと言いつつも、深層心理では「幸せになってはいけない」と思いこでいる状態のこと。

何か一つ問題を解決しても、次から次へと苦しいことが繰り返し起こっている人などを見たこと、経験したことはありませんか？

私も学生時代には、多くの友達の相談に乗っているのですが、なんでこの子はいつも辛いことが押し寄せるんだろう・・・と疑問に感じていたことがありました。

一見、その子が根本原因には見えませんが、まさにそうなってしうその子の知性の捉え方が誤っているがため、起きていることなんですね。

プラギャパラーダの状態になっている人は、幼少期の時の家庭環境やトラウマなどが原因であると言われており、かなり奥深く根付いている状態となっています。

そのため、一つづつ、順序立てて克服していく必要があります。

まず、この状態を自身で確認し認識するところからスタートしていきます。
「私は、本当に幸せになっていいのか」という質問に対しての感覚の反応を静かに感じていきます。
そこで何か違和感を感じた人は、その感覚を忘れないようにメモに書き留めます。
そして、そのメモを見ながら、なぜ、どこで、そう思い込むようになったのか確認していきます。

そこまでできたら、感覚をリリースしていきます。
これはなかなか一人ではできないので、カウンセラーの助けが必要になってきます。

ストレスに対する捉え方を知性と呼びますが、その知性を間違った方向に使ってしまうと自本来の幸せからは遠ざかってしまいます。
本来幸せな生き物なのですから、シンプルにその幸せを享受できるように。

ぜひ、ゆっくりとご自身の状態を確認してみてください。