重だるい春におすすめの日本食材：2024年3月24日｜ニュピ(Nyepi)のブログ

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投稿日：2024-03-24 10:43:28.0

重だるい春におすすめの日本食材: おはようございます♪
Nyepi アーユルヴェーダのRINKAです。

3月に入っても寒い日が続きますね。

春になると冬の間に固まっていたものが熱によって段々と溶け出すので、デトックスを意識した生活が大切になります。
春は、消化力があまり強くないので、消化に軽いものを食べることが大切です。
渋味・苦味・辛味・塩味を意識した料理を食べること、はちみつや少量のアルコール類がおすすめです。

この春の時期に、食べることでバランスが整う日本ならではの食材があります。
それは、「たけのこ」と「たまねぎ」です。

＜たけのこ＞
アーユルヴェーダでも、竹の根や実、葉などは薬用として用いられています。
日本のたけのこは、竹の赤ちゃんで皮は成長ホルモンを含んだおくるみでもあるため
竹に成長するまでずっと皮が巻き付いています。
土の中では眠っているため、掘り起こしたのを筍が気づく前にすぐに食べるのがえぐみもく甘みがあり香り高く、最も美味しい状態です。

筍は味は、渋味・甘味・苦味、属性としては、重性・冷性・微細性です。
そのため、春の時期に増幅するカファを減らし、ヴァータを上げていきます。

筍が育つためには1日に20リットルもの水分が必要だと言われています。
昔から止血や炎症にも使われてきたため、身体の重だるさを感じる時に、流れを良くして排出を促してくれます。

また、切った時に見られる白い粉はチロシンと言って生理機能を速やかに働かせるための神経伝達や皮膚やホルモンの働きを支える身体に必須の成分と含みます。
身体の隅々に養分を運び、巡りをよくする効果があります。

＜たまねぎ＞
玉ねぎは味は、辛味・甘味・苦味、属性としては、清澄性・重性・鋭性・油性です。
そのため、カファとヴァータを減らし、ピッタを上げていきます。

玉ねぎはこの甘味と辛味が優れているため、疲労回復や夏バテのボヤッとした意識をピリッとさせてくれます。
この甘味は解毒代謝を促進していらないものを排泄し、優れた要素によって身体を構成する力を助けてくれます。
加熱した玉ねぎの甘味は、糖分の摂取が制限されている人に大変勧められます。

私たち日本人は、アーユルヴェーダの知識を利用して日本食に考え直していくことで
より効果を上げる事ができます。
この重だるい春を一緒に乗り越えていきましょう！
Nyepi アーユルヴェーダ　RINKA