玄米について 1：2023年12月13日｜カラダドクター整体院加須院のブログ

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投稿日：2023-12-13 16:40:50.0

玄米について 1: 以前、骨にいい食べ物について玄米は栄養素が豊富である事をお伝えしました。

今回は玄米のメリット・デメリットについてお伝えします。
玄米は稲の実からもみ殻を取り除いたもので、ぬか層と胚芽がそのまま残ったお米の事です。
ちなみに白米は精米することで、もみ殻、ぬか層、胚芽を取り除いたお米の事です。
栄養価は白米より玄米の方が高いくなります。

メリット
・糖質
カロリーはあまり変わりませんが、糖質が白米よりも少ないため、ダイエット効果があります。

2．食物繊維
食物繊維が豊富で便秘を改善する効果があります。しかし、食べ過ぎると下痢の原因になるため注意が必要です。

3．ビタミン・ミネラルを補える
代謝を助けて体調を整える、身体を疲れにくくする効果があります。
丈夫な骨や歯をつくり、血液をきれいにする効果もあります。

デメリット
・消化が悪い
食物繊維が白米より豊富に含まれていて便秘の改善や血糖値上昇の抑制などのメリットがありますが、食物繊維が消化吸収されずに大腸まで達する栄養成分ということもあり、お腹が緩くなる方もいます。そのため、1口30回以上よく噛んで食べるようにしましょう。

・毒性があると言われている
「玄米＝毒」と言われる原因となっている代表的なものが「フィチン酸」、「アブシジン酸」の2つの成分です。
フィチン酸は強力な抗酸化作用を持ち、癌の予防に関与しているとされる一方、強力なキレート作用から、カルシウム・鉄分などのミネラルの吸収を阻害するとも言われています。しかし、研究によってフィチン酸を主成分とするコメヌカ酵素分解の安全性が確認されています。最近ではその機能性に注目が集まっています。

アブシジン酸とは、玄米が自分自身を外敵から守るために適切な時期が来るまで栄養成分を閉じ込めて発芽を抑制する「発芽抑制因子」のことを言います。これが私たちのエネルギー生成に関係するミトコンドリアを傷つけるという噂があり、一部では発芽米毒とも呼ばれているそうです。しかし、アブシジン酸の安全性は報告されているのと、アブシジン酸の持つ抗炎症作用が動脈硬化や糖尿病の予防・改善の可能性も期待できるとされています。

毒性に関しては必要以上に心配することはないと思われます。

今度は玄米の炊き方などについてお伝えしていきます。
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