正しく立つ為に注意する事part1「リブフレア」：2024年1月22日｜カラダドクター整体院加須院のブログ

カラダドクター整体院加須院

カラダドクターセイタイイン　カゾイン

即時予約OK

ポイント加盟店

メンズにもオススメ

リラク
整体・カイロ
エステ

埼玉県加須市中央１丁目７－２４今成マンション２０５
加須駅北口徒歩3分

カラダドクター整体院加須院のブログ

サロンのNEWS

投稿日：2024-01-22 14:57:57.0

正しく立つ為に注意する事part1「リブフレア」: 正しく立つ為に注意する事を何度かに分けてご説明していきます。

その前に・・・

私たちが立っている時、重力により体を地球に向かって押し付ける働きがあります。
この荷重に対抗する反作用として「床反力」があり、床反力に身体各部を合わせておくことで楽に立っていられます。
この抗重力姿勢を保持するために働く筋肉を「抗重力筋」と言います。
常に抗重力筋は働いていますが、必要以上に強く収縮しているわけではありません。
私たちは、呼吸運動や心臓の鼓動などで身体内部から起こる動揺などにより、動いています。
前後左右上下で筋収縮を調整しながら、姿勢が安定するような活動が作られています。
これはもちろん無意識下で行っています。
強い収縮による姿勢の保持は、動き出す場合や姿勢変換をするのに不都合です。
必要最低限の筋収縮で姿勢を保持出来るのが理想です。

正しく立つ為に注意する事part1は「肋骨」です。
「リブフレア」ってご存知でしょうか。
肋骨の下角が90度以上開いている状態のことです。
【原因】
・体幹背面の筋肉の過緊張や短縮位
　背面の筋肉などが肋骨を後ろから引っ張ってしまう為、リブフレア（肋骨が開いている状態）になってしまう。
・体幹前面の筋力低下や伸張位
　横隔膜や腹部、肋骨と肩甲骨をつなぐ筋肉の機能が低下し、肋骨を前に引っ張れない為、リブフレアになってしまう。
・胸椎伸展（伸ばす）の可動域低下に対する代償動作

【リブフレアが生じると・・・】
・横隔膜の機能低下により、首周囲筋優位の呼吸となり、肩こりや呼吸が浅くなる。
・不良姿勢になり、腰や膝を痛めやすくなる。

※横隔膜は胸椎と腰椎に付着しているので、リブフレアになると左右へ引き延ばされてしまいます。
左右に引っ張られると上下に広がらなくなるので、機能低下を起こしやすくなります。
横隔膜の機能低下が起こると、首周囲の筋肉で代償的に呼吸をしてしまいます。

【改善するために】
・胸椎の伸展を出す
　曲がってしまっている方を多く見受けます。
・体幹前面の筋肉の収縮を入れて、体幹背面の筋肉を伸ばす

正しく立つ時に、肋骨の状態まで意識出来ると良いですね。

カラダドクター整体院加須院