脳疲労について１：2024年1月24日｜カラダドクター整体院加須院のブログ

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投稿日：2024-01-24 15:09:05.0

脳疲労について１: 皆さん、最近物忘れが多くなったり、うっかりミスが増えた。そんなことありませんか？

それはスマホの使い過ぎで、脳が疲れているのが原因かもしれません。
スマホの使い過ぎが習慣化すると情報のインプットが多すぎて、「脳疲労」の状態になり脳の情報処理能力が低下してきます。
人間は脳の「前頭前野」という部分で受け取る情報を処理しています。

前頭前野の情報処理能力は大きく分けて3つあります。
１．浅く考える機能
2．深く考える機能
3．ぼんやりと考える機能

スマホをずっと見て情報をインプットしていると「浅く考える機能」ばかり使い、脳はヘトヘトになります。
「深く考える機能」や「ぼんやりと考える機能」は使われずフリーズしてしまいます。

最近の研究でぼんやりと考える機能「デフォルトモード・ネットワーク」と呼ばれる機能が、脳にとって大変重要な役割を持つことが分かってきました。人はぼんやりしている時に情報の整理や分析を行ったり、人間の本質に関わる思考を培ったりしています。
この機能がフリーズしてしまうと、自分を客観視出来なくなり身近な快楽に流されやすくなります。
そのため、脳が疲れているほどスマホの使用時間が長くなり、依存度が高くなり、更に疲れるという悪循環に陥ります。30代～50代の働き盛りの方に増えています。

脳疲労になるとどんな症状になるのか？
脳疲労になると前頭前野の情報処理機能全体が低下するため、今までできた事が出来なくなり、生活のパフォーマンスが低下してしまいます。
「浅く考える機能」の処理能力が低下して、物忘れが多くなったり約束を忘れたり、うっかりミスが増えたりしてきます。
更に「深く考える機能」が低下することで、思考や判断力が低下、集中力も低下してきます。
イライラしたりキレやすくなったりといった症状も現れます。
また、前頭前野の働きが悪くなると自律神経も乱れるため、慢性的な疲れ、頭痛、不眠、冷えなどの身体の不調につながります。
この状態をそのままにしておくと、うつ病やアルツハイマー病などの認知症のリスクを高めます。

次回は脳を健康に保つ方法などをお伝えしますね！

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