ストレス環境で慢性的なコリや痛みがつらい時その2：2023年12月6日｜うちだ治療院烏丸御池のブログ

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ビューティー

投稿日：2023-12-06 16:31:04.0

ストレス環境で慢性的なコリや痛みがつらい時その2: 前回の投稿、「ストレス環境で慢性的なコリや痛みがつらい時その1」で、

ストレス過多の状況が続くと、脳内から出る鎮静物質がスムーズに分泌されず、
コリや痛みを必要以上に強く感じてしまうというお話をいたしました。

最近の研究で、

ヘッドマッサージや頭皮に鍼を行う事で、
脳内の鎮静物質の分泌が促される事がわかりました。

もちろんマッサージのみでも十分に効果は得られるのですが、

鍼を行った部分に微弱電流による鍼通電を行う事で、よりα波が増加し、副交感神経の働きをより高めてくれる事がわかりました。

このα波、良く聞きますが、いまいち何者かわかりませんね。

α波とは脳波の1つです。

脳の状態をHzという周波数単位で表し、5段階に分類した時、

1.イライラしている状態の脳は30Hz以上のγ波、
2.通常から緊張感がある状態では14～30Hzのβ波
3.リラックスしていたり集中している状態では8～13Hzのα波
4.ひらめきが湧いたりまどろんだりした状態では4～7Hzのθ波、
5.熟睡中や無意識状態では0.5～3Hzのδ波を発しています。

α波が出ている状態の脳には、前述の鎮静物質であるベータエンドルフィンがしっかりと分泌されています。

α波が引き起こす効果は複数あり、

1.脳と体を休めてリラックスする効果
2.ストレスを沈める効果
3.脳の活性化を促して体の免疫力を高め、快眠、整腸作用、病気を予防する効果
が確認されています。

つまり、α波が多く出る状態に誘導しその状態を維持すると、
心身ともに良い影響を得られるのです。

鍼をする上に通電まで？！

と思われるかもしれませんが、当院で頭部に使用する通電機器は、優しい刺激のものを使用しておりますので、どうぞご安心くださいませ。

もちろん、通電はせず鍼のみ、
鍼はせずヘッドマッサージのみの対応も可能ですので、どうぞお気軽にご相談くださいね。