スパイスに血糖値を下げる効果があるか　：2024年7月11日｜ルポ神保町水道橋店(repos)のブログ

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投稿日：2024-07-11 09:28:25.0

スパイスに血糖値を下げる効果があるか　: ショウガ、ブラッククミン、シナモン、ターメリック、サフランといったスパイスに、血糖値を下げる効果があることが、スペインの研究で明らかになりました。中でも最も血糖値への利益が大きかったのはショウガでした。

地中海沿岸に住む人たちの食習慣として知られる地中海食は、メタボリックシンドロームを予防する食事法の1つとして知られており、糖尿病患者の血糖値を改善することも示されています。

　地中海食と他の健康的な食事法との違いとして、オリーブオイルを豊富に使用することに加え、香りの良いハーブやスパイスをふんだんに加えることが挙げられます。ハーブやスパイスは、料理に使う塩分の量を減らすために役立つだけでなく、フラボノイドとポリフェノールをはじめとするさまざまな生理活性成分を含んでおり、抗酸化作用や抗炎症作用、抗腫瘍活性、血糖降下作用、コレステロール降下作用などをもたらす可能性があります。

　地中海食に用いられるハーブやスパイスの入ったサプリメントの血糖値への効果をプラセボ（偽薬）と比較した複数のランダム化比較試験のデータを統合し、分析しました。比較に用いられていたハーブ・スパイスは、ブラッククミン、クローブ、パセリ、サフラン、タイム、ショウガ、黒コショウ、ローズマリー、ターメリック、バジル、オレガノ、シナモンです。

その結果、ブラッククミン、シナモン、ショウガ、ターメリック、サフランが、空腹時血糖、HbA1c、インスリンのいずれかの有意な低下と関連することが明らかになりました。特にショウガの摂取はそれらすべての低下に関係していました。

一方、クローブ、パセリ、タイム、黒コショウ、ローズマリー、バジル、オレガノについては、分析に必要な十分な情報が得られなかったため、血糖に対する影響を明らかにするためにはさらなる研究が必要。

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