フォームローラーを使った筋膜リリースについて：2024年3月14日｜エムズフィッツ(M's fits!)のブログ

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投稿日：2024-03-14 14:33:20.0

フォームローラーを使った筋膜リリースについて: 筋膜とは？
筋膜とは皮膚の下にある主にコラーゲンが主となり形成されている膜であり全身で繋がっている組織です。この筋膜が長時間の同じ姿勢などで凝り固まると筋膜の柔軟性が下がり関節の可動域の低下や姿勢の悪化を招きます。
水着やスパッツ等をイメージしていただき、間違った着方をすると捻れて突っ張りが生じて身体が動きにくくなる感覚が筋膜が癒着し動きにくくなる感覚と似ています。

筋膜リリースのメリット&デメリット
メリットは筋膜に圧をかける事で筋膜が正しい位置に戻り関節の可動域が上がる、コリなどが解れる事によってリンパや血液の循環が良くなり疲れが溜まりにくい事、ストレッチと似た効果を15分程度で家で簡単に得られる事です。
デメリットは間違った使い方をすると内出血を起こしたり、筋膜や筋肉へのアプローチでなく首や腰の骨や靱帯に使用してしまうと怪我をする事です。
また、沢山やれば痩せると思っている方がいますが血流の流れが改善し浮腫みがとれるだけで筋膜リリース自体にダイエット効果はありません。

正しい使い方と本来の効果
フォームローラーはそもそもトレーニングやスポーツ前にパフォーマンス効果あげる事を目的に作られており、トレーニング後のケアに使う方が時々いますがあまり意味がありません。
対象の比較的大きい筋肉に対して1部位30秒～1分程度行います。
ストレッチと違い柔軟性の獲得というよりは一時的な可動域アップを目的としている為、1回のリリースで得られる柔軟性の時間は20分程度でそれを超えると元の可動域に戻ります。

まとめ
フォームローラーでの筋膜リリースは手軽に行える為、運動習慣の無い方でも比較的習慣化がしやすいです。筋膜リリースで筋の緊張を軽減した後にストレッチを行う事で柔軟性の獲得もできる為、ストレッチは面倒だし上手く伸ばせないと思う方はまずはフォームローラーから行ってみることがオススメです。
当ジムはトレーニングコースの最初の5-10分でフォームローラーを使って筋膜リリースを行った後にトレーニングを行っていますので、セルフ筋膜リリースやセルフストレッチやどのフォームローラーがオススメかなど気になる事がありましたらスタッフにお気軽にお声かけください。