日本で広がる間違ったダイエット法　水毒編：2024年2月27日｜アジア整体天白院のブログ

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投稿日：2024-02-27 20:10:22.0

日本で広がる間違ったダイエット法　水毒編: 毎日正しい入浴法を実践していても、むくみが気になる方はもしかしたら水分の摂り過ぎが「むくみ」の原因かもしれません。

自然界では雨が降らないと干ばつが発生しますが、多過ぎると洪水や土砂崩れが発生します。植物も雨が降らないと枯れますが、多過ぎると根腐れします。人間も水分を摂らないと生きられませんが、東洋医学的には過剰摂取すると「水毒」を引き起こし心身ともに悪影響を及ぼします。西洋医学的な見地から医師やTV番組でも1日２リットル以上の水分補給を推奨していますが、西洋人とは体型や住んでいる気候が違う我々日本人が妄信していいのでしょうか？

大陸続きの西洋は乾燥しているので肌からの水分蒸発が多いです。一方、日本は海に囲まれており湿気が多いので体表から水分蒸発され難いです。汗をかきやすい方、尿を頻繁に出される方、運動をする方、工場や現場仕事で常に水分補給が必要な環境の方はもちろん水分補給は必須です。

正しい水分補給とは血液を通して水分が細胞に取り込まれる必要量だけを指します。「水太り」されている方は余分な水分が細胞間質に細胞外液の状態で溜まっています。

東洋医学的には手足や顔に溜まると「むくみ」で重だるくなり、目に溜まると「緑内障」になり、鼻に溜まると「鼻水」となり、肺に溜まると「痰」となり、腸に溜まると「下痢」になり、胃に溜まると「吐き気」や「胃下垂」となり、頭に溜まると「めまい」、「耳鳴り」、「頭痛」、「頭が重い」、「頭がふわぁー」となり、心臓に溜まると「動悸」や「心臓肥大」となり、皮膚に溜まると「湿疹」となり、血管に溜まると「高血圧」となり、膝に溜まると「膝痛」や水が溜まり、足先に溜まると「水虫」となり、お腹に溜まると「下腹ぽっこり」の水太りとなり、水分は熱を奪いますので「冷え性」や「肩こり」になります。東洋医学的には「不安」や「不眠」そして天気が悪くなると調子が悪くなる不定愁訴である「自律神経の乱れ」も水毒の１つとされています。

これまでの経験上、世の中の間違った健康ブームのせいで水太りや、製油した食用油、砂糖（糖質）の過剰摂取、間食による過食で肥満になられている方が大半です。

西洋医学でしか治せない病気や外傷もありますので、西洋医学を決して否定する訳ではありませんが、西洋医学や整体に通っても症状が改善されない方は「食の見直し」を考えてみてはいかがでしょうか？

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