子供の頭痛と起立性障害：2024年2月5日｜こはく整体院のブログ

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投稿日：2024-02-05 14:32:42.0

子供の頭痛と起立性障害: 誰でも具合がよい時、体調の悪い時があります。今日は朝から熱っぽいな、だるいな、お腹が痛くてたまらない等など。若い頃ならともかく、歳を重ねれば重ねるほど様々な症状が頻発して悩ましいものですが、なにより自分の事です。医師の診察を受けるか、我慢するか、なんとかするしかありません。

問題なのは自分以外です。親類・友人・知人などが苦しんでいる様はなかなか静視できるものではありません。もっと辛いのは自らの子供が苦しんでいる時でしょう。中学生、高校生、大学生とある程度育ってしまっていればよいのですが、幼稚園児、小学校低学年くらいの時期の子が苦しんでいるのをみるのは悲しくて仕方がありません。

まだ転んで擦りむいた、刃物で手を切ってしまった、階段から滑り落ちて骨折した、という外傷なら安心のしようもありますが、頭痛、腹痛、発熱といった内科的な症状は、すぐに判断がつかないため、親はオロオロするばかりです。とはいえ、そればかりではいけません。子供の体調管理は親のつとめです。ある程度の知識は身につけていた方がよいと思います。今回はまず頭痛について。

元気いっぱいに飛び回っている子供が、このところなんとなく体調がよくなさそう、とくに朝起き抜けのときにだるそうにしていたり、頭痛がひどくて。などという時があったりします。すぐに治ってしまえばよいのですが、しばらく続いたりしたら、起立性障害の可能性があるので気をつけましょう。

起立性障害とは
これは安静にしていた後、起き上がったときに起こる低血圧の一種で、自律神経の乱れなどから、各循環器の調節がうまく機能せず、心拍数があがってしまったり、血圧が低下してしまったりする状態のことです。小学生から中学生、すなわち第二性徴期、思春期の子供に多くみられると言われています。

これは低血圧の一種なので、伴う症状は多種多様ですが、一般的には頭痛、立ちくらみ、疲れやすい、長い間立っていられない、朝起きられないなどがあります。真面目で気を使いやすい子供がなりやすい、とも言われているので、あまり無理はさせないように気を配ってあげてください。

もちろんこれらの症状は子供だけでなく、老若男女だれにでも起こりうるものなので、一概にすべてを起立性障害と言い切ることはできません。すぐさま「うちの子供は大丈夫？」と心配される必要はありません。