急性痛の治療について：2022年8月9日｜てっく整体院のブログ

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投稿日：2022-08-09 09:36:51.0

急性痛の治療について: 急性痛は主に体が傷つけられた時に起こる痛みであることが多いです。

火傷、打撲、骨折、切り傷etc...なぜ今自分に痛みがあるのかということをまずは知ることが大切です。

人間の体って本当によくできていて、ケガをすると自力で治すシステムが発動するんです！

まず、血液が多く送り出されたため赤みがみられます(発赤)。血液の中の細胞は温度が高い方が働きが良くなるため熱も上がります(熱感)。そして血液の中の細胞は血管から外にでて戦いに挑むため、腫れがみられます(腫脹)。また血液の中には痛みを出す物質も入っているため、血液が多く流れることで痛みが強くなります(疼痛)。これらの一連の流れを炎症反応と呼びます。

炎症反応により、細胞たちは一生懸命侵入者との戦いに挑むとともに、ケガのの修復を行います。しかし無我夢中になるあまり、どうしても周りが見えなくなり、やり過ぎたり他の部位にまでなんらかの障害が起きてしまうことがあるため、細胞をコントロールするためにRICE処置(ライス処置)という特別な行動を行います！

Rest(安静)→動いてけがを広げないようにする
Ice(冷却)→冷やすことで細胞の戦力を必要最小限に留める
Compression(圧迫)→ギュッと絞めることで血液量を調整する
Elevation(挙上)→心臓の位置より高く上げ、血液量を調整する

これらの行動を行い手綱を絞めることで、無我夢中な細胞という戦士たちのコントロールを行い、冷静に障害に対処していきます。

ただし！あまり手綱を締めつづけると今度は細胞たちの活力が失われていきますよね。そのため、
RICE処置という手綱のコントロールは難しいものがあります。

一般的に15分～20分、その後しばらく間隔を開けてまた繰り返す。こ　のサイクルを24時間～72時間行うことが目安とのことです。

しかし、ケガの程度などでも変わってもくるため、障害が大きい場合は手綱コントロールのプロである医療従事者の方々にアドバイスを得るのがいいと思います。

いつもたくさんの方々にご来院いただき、誠にありがとうございます(^^)

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