乾燥肌の大敵は？？？：2024年5月24日｜青サロンのブログ

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投稿日：2024-05-24 07:30:48.0

乾燥肌の大敵は？？？: 乾燥肌の大敵は、なんだと思いますか？？？
私は、30代前半ですでに超乾燥肌でした。
満員電車の中で、私の前にいる年上の女性の肌を見て、つやつやしていることが羨ましく、まだ30代でカサカサの自分が、目の前の女性と同じ年齢になった時は、どのくらいパサパサになっているのか？と、不安になったものです。
▲カサカサ

乾燥肌の原因は、身体の外側と内側にあります。
今回は、外側のお話を(^_-)

乾燥肌の大敵は、化粧品。
正確には、界面活性剤が大敵です。
昔、ラボの先生が「化粧品は界面活性剤なしでは作れへんで！！！」とおっしゃられていました。
そして、その先生がご家族のために作られる魔法の美容液は、界面活性剤なしのコッテリしたテクスチャーのものでした。

界面活性剤は、油と水を混ぜるために使うものです。
ご存じの通り、油と水は混ざりません。
だから界面活性剤を使って水と油を混ぜると、クリームや乳液になります。

界面活性剤は、油を溶かします。
台所用洗剤は、界面活性剤の代表選手です。
素手で食器を洗うと、手がパサパサになりませんか？
皮膚表面は、皮脂という天然の油で覆われています。
そして、皮膚の表面にある角質層の油。
細胞の隙間を埋める細胞間脂質が、モルタルのような役割をしています。
皮脂と細胞間脂質は、外部の悪影響から身体を守る大切な油です。
界面活性剤を使うと、これらの天然油が溶かされ、水とともに流されていきます。
だから、素手で食器を洗うと手がパサパサになります。

では、化粧品に話を戻します。
化粧品は、界面活性剤なしでは作れない。という化学者の話を頭の片隅に置いて(^_-)
クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、クリーム、アイクリーム、化粧下地、ファンデーション。
アイテムを使うたび、界面活性剤を肌にのせて、肌表面の天然油を溶かしていくということになります。一度溶けたものは、そのままほっておいても元に戻らない。ということは想像つきますか？？
一度溶けたアイスクリームを冷凍庫に入れても、同じテクスチャーにはなりません。
それと同じことです( ;∀;)
だから、美容意識が高い人ほど、乾燥肌が多い。
もともと皮脂分泌が多いため、ダメージを受けにくい人もいらっしゃいますが、それでもダメージは受けています。
スキンケアは、たくさん使えば綺麗になるわけでは、ない。というお話でした(^_-)