事実と真実の違い～脳の特性～：2024年3月13日｜ウェルフィット(Welfit)のブログ

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投稿日：2024-03-13 14:47:01.0

事実と真実の違い～脳の特性～: こんにちは。
【ピラティス＆整体】Welfitの山下です。
Fact（事実）/Truth（真実）は似て非なる言葉です。
辞書によると
事実は「実際に起こった、または存する事柄。」
真実は「うそや飾りのない、本当のこと。まこと。」
という記載になります。

主観的なものと客観的なもの
自分が信じることと実際に起きていること。

これらを混同せずに
使い分けることが出来るのは
自分を豊かにする上で
非常に大切だなと思っています。

皆さんはこの絵を見たことはありますか？
心理学者である北岡明佳氏の「静止画」です。
しかし、動いて見えてしまわないでしょうか？

実際には静止画なのですが、
私たちの脳は動画のように認識してしまいます。

このことから、
脳は実際の事柄ではなく、
自分の認識してしまっていることを
事実としてしまいやすいことがわかります。

自分たちの生活を見てみても
自分が抱える悩みは
誰かにとっては全然悩みではなかったりします。

自分の楽しいことは
誰かにとって楽しくないことだったりします。

本当に物事の捉え方によって
日々を楽しくも辛くも変えてしまうのだなと思います。

先日、素敵な学びを経験しました。

それはあるレッスン場面で、
90歳手前のAさんが、本当にお元気なのですが、
それまでの前向きな感じとはちょっとだけ雰囲気が変わって
ポロッと一言お話しされました。

Aさん「私、横向きで眠ると心臓の音が怖くて耳を塞ぎながら眠るの」

僕「どうしてそんなに不安なんですか？」

Aさん「これまで頑張ってくれてるからいつ止まってしまうかわからないじゃない」

僕「そうですよね。でも、明日止まる可能性もあるかもしれませんが、長い間動いてくれる可能性もありますよ」

A「確かにそうね。」
.
僕「じゃあ、今日からは心臓の音が聞こえたら、いつもありがとうと声をかけてみるのはどうでしょう？」

Aさん「それは良いわ♪今度からそうする！」

年を重ねるとついつい頭が硬くなってしまいますが、
なんて素直な方なのでしょう。

そうやって柔軟に生きるからこそ、
幸せそうに年を重ねられているのだと
教えていただきました。

事実と真実を上手に使い分けること。
良かったらやってみてください♪

最後までご覧いただきまして
ありがとうございました。

【ピラティス＆整体】Welfit
代表山下翔平