肩が上がらない原因について：2024年4月11日｜ストレッチ専門店アンドスクールのび太くん植田店のブログ

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投稿日：2024-04-11 14:30:14.0

肩が上がらない原因について: こんにちは！トレーナーの平塚です。

日常生活で上にある物を取ろうとしても肩が上がらない！
そのようなお悩みをお持ちの方多いのではないですか？
もしかすると可能性として「肩骨上腕関節」という関節の可動域が狭くなっていることが考えられます！
今回はその「肩骨上腕関節」についての説明させて頂きます！！

肩関節は、肩甲骨・上腕骨・鎖骨・胸骨からなる複合関節と言えます。
それぞれを「肩関節複合体」というチームと考え、チームの一部が機能しなくなると、チーム全体にその影響を与えます。
そして、何か一つ動作をする（肩を上げるなど）為にこれらの関節が動く時には、一つの筋肉ではなく複数の筋肉が同時に動いています。これをFORCE COUPLEといいます。それら筋肉にはアウターの役割とインナーの役割をする筋肉に分けられます。

〇アウターマッスル…身体の表面に近いところにある筋肉です。
　肩の運動では大きな力を発揮し関節を動かします。(三角筋・上腕二頭筋)
〇インナーマッスル…身体の奥の方にある筋肉です。
　肩の運動では動きが安定するように補助する役割をしています。(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)

このように、筋肉がそれぞれ役割を果たしながら一つの動きが行われているのです。
肩を上げる時、肩の関節は下に「滑り」ながら、骨頭が「転がり」動いています。
なぜなら、滑りがないと骨と骨(上腕骨と肩甲骨)がぶつかってしまうからです。
滑りと転がりのバランスの崩れは、肩の痛みの原因になります。
なので、その協同して働く筋肉の柔軟性が非常に重要になってきます。

【肩甲上腕リズム】
肩を上げると上腕骨に対して肩甲骨も動きます。
肩甲上腕リズムとは、上腕骨と肩甲骨の動きの比率の事です。
肩を約45°より上に上げると肩甲骨と上腕骨は2:1の割合で動きます。
日頃から意識出来ることとしましては肩甲骨が硬くならないように動かすこと、肩のインナーマッスルとアウターマッスルの両方をストレッチしていくことになります！
どこが硬いのかなんてわからないよという方はぜひ我々に一度お身体を見させてください！
一緒にどこを伸ばすべきかを考えていきましょう！