睡眠不足による精神的問題：2024年3月11日｜ハナレ(HANARe)のブログ

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投稿日：2024-03-11 12:30:22.0

睡眠不足による精神的問題: 学校へ行くために早起きしている、毎日の睡眠時間が8時間以下、もしくは就寝の1時間前にデジタルデバイスを使っているなど。そうした10代はうつや孤独感を抱える傾向にあることが全米睡眠財団の調査結果で示されました。
米国の10代の若者1100人超を対象に行われたこの調査では、73％の人が睡眠時間が普段より短いと感情面に悪影響がおよぶと答えています。

調査結果では睡眠時間だけでなく睡眠の質とうつの関連性も示されました。睡眠の質に満足していない人の68％がうつ症状を訴えたのに対し、睡眠の質に満足している人でうつ症状があると回答したのは26％でした。

今回の調査結果は、成人を対象に行われた同様の調査の結果とほぼ同じであり、成人対象の調査では、睡眠時間が7～9時間の人は7時間未満の人に比べてうつ症状を経験する可能性が50％近く低いことが示されていました。また、寝つきに問題を抱えている人はそうでない人に比べてうつになりやすく、睡眠の途中に目を覚ます人も同様でした。

10代や児童は、これまでよりもメンタルヘルス問題を抱えていて、青少年がうつを患う割合は2009年に8.1％だったのが、2019年には15.8％へとほぼ倍増。2021年には青少年のおよそ20％がうつの症状を訴えているとされています。

10代の睡眠時間は短くなっていて、健康であるためには毎日7時間以上の睡眠が必要と考えられているが、規則正しく7時間以上の睡眠をとっているのは半数にすぎません。個人で適切な睡眠時間は違いますが、まずは寝ることを優先し、７時間以上の睡眠時間を確保できるように心がけましょう。

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