小さくても大切な小胸筋：2023年11月26日｜脱力ハウス(脱力HOUSE)のブログ

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投稿日：2023-11-26 07:25:20.0

小さくても大切な小胸筋: こんにちは！

皆さんは小胸筋という筋肉の名前を聞いたことはありませんか？
「大胸筋なら聞いたことがあるけれど、小胸筋はあまり知らない」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、小胸筋は肩甲骨の動きに関わる、肩、腕を動かす時に関わる、姿勢に関わる、呼吸に関わる大切な筋肉なのです！

●小胸筋の固さが影響すること

▼呼吸と小胸筋
小胸筋は肋骨を上に引き上げる機能を持っています。
空気が肺に入るためには、肋骨の下部にある横隔膜の動きが重要です。
横隔膜が下に下がってお腹側に動くと肺の容量が広がることで、そこに空気が入り込みます。
横隔膜が柔軟に動いて深い呼吸ができればよいのですが、緊張や胸郭の形などでうまく働くことができない場合は胸腔を広げることが行いにくくなります。
無意識でも体の緊張状態が続いていたり、横隔膜の動きが悪くなっていたりすると呼吸のために小胸筋や首の周りの筋肉が働いてしまいます。
このように、小胸筋が固くなってしまうと、呼吸がしづらくなるという影響があります。

▼姿勢と小胸筋
小胸筋は呼吸機能により固くなる点をあげましたが、日常の姿勢から固くなっていく、または固くなることでその姿勢がつくられるということもあります。
小胸筋が固まると、肩甲骨が乗り上げるように前側に持ち上がったまま固まってしまうことが見られることが多いです。
そしてこれの動きによって背中が丸くなって見えたり、首が短く見えたり、肩こりの一因になったり、肩の動きがスムーズでなくなったりと、体の不具合に影響をしていることがあります。
姿勢としては猫背、肩と首の距離も近づいているので窮屈になり肩こりや首こりが起こりやすくなります。
姿勢が悪い方は、小胸筋を緩めていくことが改善の一つになるかもしれません。

次回は引き続き小胸筋のほぐしについて解説します！

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