脂質異常症も運動が解決／福岡マシンピラティス：2024年3月18日｜しゅしゅあ福岡天神のブログ

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投稿日：2024-03-18 15:42:14.0

脂質異常症も運動が解決／福岡マシンピラティス: 脂質異常症というのは血液検査で、LDL（悪玉）コレステロールや中性脂肪の数値が高いことを指します。
コレステロールも中性脂肪も体には不可欠なものです。
それらの数値が高すぎると、動脈硬化につながるリスクが高くなるので注意が必要です。
中性脂肪はエネルギーなので、数値が高いということはエネルギーが余っているということです。
エネルギーが余ると太ります。

コレステロールは体を形作っている細胞膜の材料でもあります。
LDLというのはコレステロールを肝臓から体の隅々まで運ぶ役割があります。
そのLDLが多いということは末端の血管が詰まりやすくなっしまうということです。
血管が詰まってしまうと、その先に栄養を送ることができなくなってしまいます。
その結果、心筋梗塞や脳梗塞になってしまう可能性があるということです。

LDLや中性脂肪の値が高くなるのは、生活習慣が原因です。
運動不足や糖質（炭水化物）に偏った食生活がリスクを高めます。

LDLコレステロールについては、コレステロールが問題なのではなく、LDLが問題です。
LDLの中でも、特に小型LDLが動脈硬化のリスクを高めることがわかっています。
LDLよりも小型LDLの方がより小さいので、血管の壁に入り込みやすいのです。
炭水化物中心の食生活をしていると小型LDLが増えることがわかっています。

コレステロール自体は食べ物から摂取しなくても、必要なものだから体の中で作られます。
食べ物から摂取すれば、体の中で作る量を減らします。
厚労省の発表からも1日のコレステロールの摂取量の上限については記載がなくなっています。
「卵は1日に1個まで」は過去のものです。

それよりも糖質の摂りすぎで小型LDLがたくさんできることで、動脈硬化が進むことの方が危険です。
中性脂肪が増えるのも、糖質の摂りすぎが原因です。

余った糖質が脂肪細胞に取り込まれて体脂肪が増えます。
内臓脂肪が増えると、動脈硬化が進行しやすくなります。
糖質の摂取を控えて、内臓脂肪を減らす工夫をすることで、脂質異常症は解決しやすくなります。

薬に頼るのではなく、食生活の見直しと運動で根本から解決を目指しましょう。
若くて家族（遺伝）性に数値に以上が出るのも、運動と食生活の見直しで改善できます。