膵臓がん　アルコールはリスクは　その2：2024年5月10日｜ルポ神保町水道橋店(repos)のブログ

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投稿日：2024-05-10 09:21:09.0

膵臓がん　アルコールはリスクは　その2: 膵臓は意外と小さいということを、恥ずかしながら初めて知った。片手に乗りそうな小さな臓器だが、体のなかでは非常に重要な役割を担っている。

　膵臓には2つの重要な機能があります。1つは外分泌機能、もう1つは内分泌機能です。外分泌機能とは、膵液という消化液を生成し、それを十二指腸に送り出す働きです。膵液は糖を分解するアミラーゼ、たんぱく質を分解するトリプシン、脂肪を分解するリパーゼなどの消化酵素が含まれています。また内分泌機能は、ホルモンを生成し、血液中に送り出す働きです。代表的なホルモンは血糖値を下げるインスリン、血糖値を上げるグルカゴン、またインスリンやグルカゴンのホルモンの分泌を抑制するソマトスタチンなどがあります。

　外分泌機能が落ちると消化不良になって下痢を繰り返し、内分泌機能が落ちると血糖値のコントロールが難しくなったりするという。

では私たちが恐れてやまない膵臓がんは、膵臓のどの部分に発症するのだろう？

　膵臓がんにはいくつかの種類がありますが、その9割が膵液の通り道である膵管の上皮細胞に発生します。これを『膵管がん』と呼びます。そのほかには、比較的まれなものとして、内分泌細胞から発症する『内分泌細胞がん』、腺房細胞から発症する『腺房細胞がん』もあり、これらを総称して膵臓がんと呼びます。

　一口に膵臓がんと言っても、がんが発生する部位によって呼び名が変わる。

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