膵臓がん　アルコールはリスクは　その5：2024年5月13日｜ルポ神保町水道橋店(repos)のブログ

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投稿日：2024-05-13 09:20:10.0

膵臓がん　アルコールはリスクは　その5: 特に我々日本人を含むアジア人種は「気をつけたほうがいい」と言う。それにはこんな理由がある。

　そもそもアジア人は、欧米の人に比べ、膵臓が小さいのです。サイズが小さければ、それだけ膵臓の“余力”も小さいと言えます。車にたとえるなら、アジア人の膵臓は660ccの軽自動車のエンジン、欧米人の膵臓は3000cc超えの馬力のある外車のエンジンといったところ。馬力のない小さな膵臓を、お酒を飲んで空打ち仕事で酷使させてしまったらどうなるか、容易に想像がつきます。

　ちなみに、人種の差だけでなく、同じ日本人でも、人によって膵臓のサイズはそれぞれ異なり、それによって余力も違うという。また、膵管の太さにも個人差があり、膵管が細い人のほうが、アルコールによるダメージを受けやすい可能性があるそうだ。

　ところで、膵臓をいたわるためには、どれくらいなら酒を飲んでもいいのだろうか。

　1日に純アルコール換算で24～50グラム以上のお酒を飲んでいる人は、飲まない人と比べ慢性膵炎になるリスクが1.1～1.3倍になるというデータがあります。慢性膵炎になってしまうと膵臓がんになるリスクがぐっと上がるので、この飲酒量が1つの目安になるかもしれません。ただ、先ほどもお話ししたように人によって膵臓の“余力”が違いますので、少しの飲酒でも膵臓に悪影響がある人もいるでしょう。やはり膵臓をいたわるためには、できるだけ飲む量を減らすのが賢明だと言えます。

　なお、アルコールと同様に、脂っこい料理も膵液の分泌を促す傾向がある。膵臓をいたわるには、脂っこい料理も同様に控えめにしたほうがいいという。

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