髪の主成分とは：2019年12月10日｜ミー(Me)のブログ

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投稿日：2019-12-10 14:45:09.0

髪の主成分とは: 今回は、髪のことについてです！

髪の主成分はタンパク質。体は大部分が水分とタンパク質で構成されており、筋肉や肌、爪、髪もタンパク質からできています。毛髪の8割はタンパク質で構成され、ケラチンタンパク質が70%、シスチン結合を含まない非ケラチンタンパク質が10%。次に多いのが水分（12%）、残りは※CMC脂質（3.5%）、メラニン色素・NMF（天然保湿因子）など（4.5%）。
タンパク質は、髪の艶感、ハリ、コシ、強度、水分保持などに影響し、CMC脂質は、キューティクル同士やコルテックス同士を繋ぎ、髪の潤い保持に大切になるので、美しい髪に欠かせない2大成分になります。

〈髪の等電点〉
髪の等電点とは、毛髪内のタンパク質の結合が安定するpH値。pH4.5 ～5.5の弱酸性のときが髪の形状が最も安定し、落ち着いた状態です。アルカリに傾くと髪は膨潤して、キューティクルが開き、弾力がなくなってしまいます。逆に酸性に傾くと収れんするため、キューティクルが閉じて、引き締まります。パーマやカラーは、アルカリ剤によってイオン結合を切断し、髪に動きをつけたり、色を変えるのですが、その時、髪は弱酸性の状態からアルカリに傾いてしまいます。その為、髪を弱酸性に戻すために施術後に弱酸性の酸リンスなどを使用して、アルカリに傾いた髪のpH値を等電点に近づけ、髪の状態を安定させます。また、シャンプー時などの濡れている髪は、膨潤してキューティクルが開き、ダメージを受けやすい状態になっています。きちんとドライヤーで乾かすことが大切ですよ！

今回はここまで（＾＾）

※CMC・・・髪の接着剤のようなもの。水の出入り口をコントロールして、カラー剤やパーマ剤の通り道。
　　　　　　　水分を保ち、髪の栄養分の流出も防いでいます。

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