日常の動作を高めるスクワットのやり方：2021年4月27日｜ベストフォーム(Best Form)のブログ

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投稿日：2021-04-27 23:36:03.0

日常の動作を高めるスクワットのやり方: 皆さんはスクワットをしたことがあるでしょうか？
今では健康維持のためのエクササイズとして
いろんなところで紹介されています。

僕も患者さん達に指導することが多いのですが、
それは…

3関節を連動して使う運動だからです。
立つ、座る、歩く、走る、しゃがむ…など
ほとんどの日常生活の動作は
股関節、膝、足首の3関節を連動して使います。

1つの関節だけを使う動作って
日常動作ではほぼありません。

そう考えると、
3関節を連動させて行うスクワットは
日常の動作に直結するので、
健康な体を作るという意味でとても効果的な運動なんです。

さらに僕は、
「片足スクワット」
をオススメしています。

人間って、
歩いたり走ったりしている時って
ほとんどの時間
片足で立っていますよね。

なので
両足で踏ん張って立っているって
日常生活の中ではかなり特殊なケースなんです。

スクワットを
「人間本来の機能を高めて
　日常生活に活かすための運動」
と考えると、
両足よりも片足で行う方が断然効果的です。

また両足のスクワットは、
ある程度慣れてくると
重りを持たないと
しっかりとした負荷をかけられませんが、
片足だと、
自分の体重だけでも結構きついので、
重たいものを持つ必要がなく安全です。

このように効果、安全性を考えて
僕は片足スクワットをオススメしています。

また、
両足を使った運動と片足を使った運動では、
使っている脳領域や神経系が異なっていることが
研究の結果わかっています。

実際、
200キロ以上を担いで
スクワットできるムキムキのボディビルダーでも
自重片足スクワットができない
ということも聞いたことがありますし、

当院の患者さんでも
ジムで100キロ以上あげている方が、
「先生そんなの楽勝よ！」
と言っていましたが…

全くできませんでした。

こういった事例はまさに
使っている脳・神経系が異なる
という証拠ではないかと思います。

両足でやることや
重たいものを挙げることを
ダメだと言っているわけではありません。

スクワットは
片足でやるのと両足でやるのとは
全く別物のトレーニングなのです。