年をとるって悪いことなの？：2023年6月5日｜ベストフォーム(Best Form)のブログ

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投稿日：2023-06-05 17:36:50.0

年をとるって悪いことなの？: 「アンチエイジング」
僕の大嫌いな言葉です。
僕は「エイジングは良いこと」だと思っているので。

何でもそうですが
年齢を重ねると丸みを帯びてきます。
性格とかはそうですよね。
「昔に比べたら丸くなったよね」
ということを自分で思ったり、
周りに言われたりする人も多いのではないでしょうか。

「個性がなくなっていく」とも言えますが、
良く言えば、「柔らかくなる」とも言える。

そういった
良いところを伸ばしていくタイプの
エイジングをしていけばいいと思うんです。

基本的には…
「良いエイジングをすれば魅力が増える」
というのが僕の立場です。

若者と比べたり
自分の若い時と比べたりすることがそもそも間違いです。
年齢によってそれぞれの「良さ」があるんだから。

年をとっていくことには逆らえないので
「良い年のとり方をしていこう」
と発想を変えることが健やかだと思います。

「年をとればとるほど自分の人間的な魅力は増すんだ！」

「年をとれば自分の魅力は減っていく一方だから、それにいかに抗うか」

これから何十年も生きる上で
どちらの考え方が健やかでしょうか？

もちろん年を取ることによって
失われていく魅力はありますが、代わりに
「より良い魅力が増えていく」
僕はそう思います。

抗い続けて
「アンチエイジング」といっている人は
年を取ることによって
増えていく魅力に気づいてない…
もしくは
その魅力を増やしていない…
だから抗いたくなるのかもしれませんね。

美を追求するという意味で
「アンチエイジング」をしていくのか、
良い形で年を重ねていって
健康寿命を伸ばすのか、

どちらを選ぶかは
それぞれの価値観になりますが、
年をとっていくというのは自然なことです。

「自然なことに逆らいたい」
「自然なものが1番美しい」

どっちが精神性として美しいでしょうか？
僕は後者だと思います。

エイジングとは…
人生という長い年月をかけて自分を完成させていくこと

自分を「熟成」させていく中で
尖っている時期も必要だし…
丸くなっていく時期も必要だし…

それらを経て最終的に
全てを包み込むような調和の取れたものになる
そんな年のとり方をしたいですね。