子育てはDoではなくBe：2023年7月7日｜ベストフォーム(Best Form)のブログ

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サロンのNEWS

投稿日：2023-07-07 15:42:06.0

子育てはDoではなくBe: 患者さんと子育ての話をしていると、
「子供に必要な環境を整えてあげたい」
という想いを持っている方が多いですが
意外と見落とされがちなのが…
「親自体が環境である」ということです。

子供にとって親は
最も身近で最も濃厚な環境です。
つまり
親が自分以外の環境を
良かれと思って準備してあげようとする前に、
親自身が子供にとって
最高の環境になる努力をしないといけない。
そこに力を注ぐべきです。

子供にとって最高の環境とは…
「これをやっても大丈夫だ」という安心感があって、
「やればできるんだ！」という自信が与えられる
そんな環境のことです。

「やっても大丈夫」は母親の役割
「やればできる！」は父親の役割
とも言えるでしょう。
この両者が与えられる環境が
子供にとって最も重要だと思います。

今の社会では
子供への影響が大きい環境としては
「スマホ」が考えられます。
お子さんが中学生、高校生になると
「スマホの悪影響」を
気にしている方も多いのではないでしょうか？

スマホ自体が子供に悪影響かどうかは
文脈によります。
SNSやネットに没頭することで
伝統的な人間性を破壊していくことは
ほぼ間違いありません。
科学的にも明らかになっています。
なので
そういうものを破壊したくないのであれば
なるべくスマホは遠ざけた方が良いと思います。

ただ、これからくる不確定な未来では
果たしてスマホは有害なのか？
むしろアドバンテージになることだってあるわけです。

僕は古い人間なので
伝統的な人間性を大事にしたいタイプですが
これは親の考え方によると思います。
だから、
スマホが良いか悪いかは一概には言えません。

ただはっきり言えることは…
「親の状態の方が大事」ということ。

・スマホが子供のそばにあって
　親の機嫌が良い状態
・スマホが子供のそばにはないけど
　親の機嫌がめちゃくちゃ悪い

この両者であれば、
子供に対する悪影響は後者の方が大きい。
子供にとってはスマホという環境よりも
母親、父親という環境の方が断然大きなものなんです。

「子供に1番影響を与える環境は自分だ」
と親はしっかり自覚して、
何かをしてやろうとするのではなく、
ただただ
最高の環境、居場所であろうと努力する。
子供に対する親の役割は

【DoではなくBe】

なかなか難しいですけどね。。。