紳士のスポーツから学ぶこと：2024年2月13日｜ベストフォーム(Best Form)のブログ

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サロンのNEWS

投稿日：2024-02-13 11:02:54.0

紳士のスポーツから学ぶこと: ここ数回
プリンシプルの話をしてきましたが、
抽象的で分かりにくい概念ではないでしょうか？

このプリンシプルを
分かりやすく体現しているスポーツがあります。
それが「ラグビー」です。

ラグビーには
ラグビー憲章というものがあり
ラグビーの精神を5つの概念で定義しています。

・品位（Integrity）
・情熱（Passion）
・結束（Solidarity）
・規律（Discipline）
・尊重（Respect）

これらはラグビーというスポーツから
抽出されているものではなくて、
「ラグビーとはこうあるべきだ」から始まっている。

ラグビーというスポーツの
「プリンシプル」とも言えるでしょう。

この概念を
ルールから選手としてのあり方にまで
徹底して浸透させているのがラグビーです。

なぜラグビーが紳士のスポーツと呼ばれるのか？

その理由はこういう所にあるんだと思います。

ラグビーは
この概念を体現することを求められるスポーツです。

試合に勝つというのは
選手にとってはもちろん大切なことですが、
もっと大事なことがあるわけです。

ラグビーはこれを守ったチームが勝てるように
毎年ルールが変更されていくそうです。

これを守らないチームが
絶対勝てないようになっている。。

前年の試合を通して
この5つを守ったチームが本当に勝ったか？
というのを検証するのだそうです。

これをもっとこうしたら、
この5つを体現したチームが勝つようになるんじゃないか
みたいな感じで実験的にルールが変えられる…
徹底してますよね。

5つの概念を
スローガンで終わらせるのではなく
ルールという形で体現させる。

まさにプリンシプルを貫いているわけです。

2019年日本で開催されたラグビーワールドカップ。
「ノーサイドの精神」がクローズアップされましたが、
各国の代表選手の人間性を見て
まさに「紳士のスポーツ」だと感じたのを覚えています。

当時は
「選手個人の人間性が素晴らしい」とは思っていたのですが、
その人間性はラグビーというスポーツが貫く
プリンシプルによって育まれていたんですね。

ラグビーのように
明確なプリンシプルをもち
それを貫いていく。

僕ら個人も
このような生き方をすることが
人間性を高めることになり
さらには
幸せな人生に繋がっていくのだと思います。