お医者さんの治ると患者さんの治るの認識の違い：2023年2月17日｜ルピナス整体院のブログ

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投稿日：2023-02-17 10:34:40.0

お医者さんの治ると患者さんの治るの認識の違い: おはようございます。
皆さんは病院で「もう治療はしなくても大丈夫ですね」と言われたらどの状態を指すと思いますでしょうか？
これはもちろん医師も人間なので個人差が出ますが、一般には「痛くない状態」を指すのではなく「日常生活を送る分には大丈夫」とか「この症状なら私が診れる範囲ならここまで」という認識になってきます。

分かりにくいと思うので例えば手の骨折をしたとします。
レントゲンなどをみて骨が折れているのを確認します。
この時何を治療する？→骨が折れているのを治す。というのが治療目的であって、「骨が折れる前の元の状態に戻す」というものが治療目的ではないということを認識しないといけないです。

なので、「骨折してしまった…治りますか？」と医師に聞くと「治ります」と答えてくれるでしょう。
しかし、「骨折する前の以前の状態と全く同じように使えるようになりますか？」と聞くとそれは時間の経過とリハビリ次第としか言えないと思います。
しかし我々患者さんの立場で物事を考えると「以前の状態に戻る」ということを「治る」という物事に認識しがちなのです。

人間、生き物は自己治癒力があります。
しかし一度痛めたり病んでしまうと元の状態通りにすることが難しいことがあります。
仮に痛みがなくても、元の状態通りとは言えず再発リスクは上がっていると考えた方がいいでしょう。

怪我や痛めてしまった過去を消すことはできないですしゼロから組み立てなおすこともできません。
建物で言ったら修繕工事をしているようなものです。
しっかりと自己治癒力が発揮できる状態に身体を持っていく、また、メンテナンスをしていくこと。
一度でも身体に不調を感じてしまったのなら、これらのことを意識して生活をするといいと思います。