デザートは別腹：2022年4月28日｜ぷらもーる梅屋敷整骨院のブログ

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ビューティー

投稿日：2022-04-28 09:36:34.0

デザートは別腹: レストランのバイキングでお腹いっぱい食べた後、デザートコーナーに足を運び思わずデザートをお皿に山盛り盛り付けてしまったなんて経験ないですか？

本来ならば主食やおかずを食べ食事が終わった時点で「もう食べなくていいよ」と指令を出す満腹中枢が働き食べる行動を抑えてくれます。
ではなぜ、ご飯をたくさん食べた後でも甘いものは食べられるもでしょうか？

実はこの別腹をひきおこしているのが脳の前頭連合野という場所です。前頭連合野ではなにかを食べ続けると「もうこれ以上食べられない」という感覚を形成します。しかし、前頭連合野が形成する「もうこれ以上食べられない」はお腹いっぱいで「もうこれ以上食べられない」とは異なります。

では特大サイズのケーキを食べている所を想像してみてください。おいしいと思って食べていますが、食べても食べても甘い味が続きます。すると徐々に飽きてきて「もうこれ以上食べられない」途中で食べるのが苦痛になってしまいます。しかし、そこにうす塩味のスナック菓子が出てきたらどうでしょう？喜んで食べられますよね。この場面での「もうこれ以上食べられない」はたくさん食べてお腹がいっぱいだからではなく、味に飽きたからです。

食事の後別腹として登場するのはたいていデザート（甘いもの）です。主食やおかずに甘い味の物があまりないため別腹としてまた食べられるということだったんです。

さらに前頭連合野は胃の中にデザートが入るスペースをつくるはたらきもあります。前頭連合野が「おいしい」という信号を摂食中枢に送ると「オレキシン」という物質が放出されます。オレキシンは胃の運動にかかわる神経細胞に胃の入口をゆるめ、出口を活発に動かし胃の中身を押し出し新たに食べ物を入れるスペースをつくれと命令を送っているのです。

デザートは別腹。。食後のデザートをガマンするのは容易ではないですね。

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