腱鞘炎の原因とは：2024年5月12日｜アロゼのブログ

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投稿日：2024-05-12 09:06:09.0

腱鞘炎の原因とは: 今回は腱鞘炎が起こる原因についてお話したいと思います。
筋肉が骨に付着している部分を腱と言い、筋肉が伸びたり縮んだりして骨を動かす為、
腱には大きな負荷が掛かります。
腱が浮かび上がったりズレたりしない為に腱鞘があります。

腱に負荷がかかって炎症を起こした状態を『腱炎』、腱が腫れて腱鞘との間に摩擦が生じて炎症を起こした状態と『腱鞘炎』と言います。これは、肘でも指でも足でも同じです。

・パソコン作業が増えてから、手首や指が痛くなった。
・かたいビンの蓋を開けてから肘が痛い。
・大掃除をしてから肩と肘と手首が痛い
・履きなれない靴を履いてからスネが痛い。
・ゴルフの練習をしていたらばね指になった。
・スポーツでアキレス腱を傷めた。etc…

腱炎や腱鞘炎を起こしている根本的な原因は様々あります。
多くの腱鞘炎の方に共通するいくつかの原因があります。

それは一時的な負荷による『急性の腱鞘炎』
長期間にわたる負荷による『慢性の腱鞘炎』
この２つに大別できます。
少数ですが『心因性による痛み』があります。

急性の腱鞘炎は、
何かしら一時的な過度の負荷により、筋肉・関節・靭帯・椎間板などの組織が損傷した為に起こる炎症です。
急性の多くは数日安静に過ごす事である程度の痛みやしびれが軽減されます。
もしも、数日安静にしても軽減されない場合は、筋肉・関節・靭帯・椎間板などの機能バランスが崩れたまま回復できず、組織の炎症が繰り返されている可能性があります。

慢性の腱鞘炎は、
職業、生活環境、心因性などによる負荷によって、筋肉の緊張が長期間に及んだために起こる炎症です。
筋肉の緊張が長時間続くと、血管やリンパ管や神経が圧迫され、組織細胞に酸素や栄養素が届きにくく、老廃物が蓄積されます。これが慢性の痛みの原因となり少しの負荷で炎症が起きやすくなります。

腱鞘炎や腱炎は特定の筋肉を長く繰り返し使った、
もしくは特定の筋肉に対して大きな力が加わった結果、
炎症を起こしている状態です。
炎症だけであれば暫く安静にすれば痛みはなくなります。

しかし痛みが長く続く場合は、
筋肉や関節の異常が残っている状態です。
どの筋肉や関節に、どのような異常が起こっているのかをみて、本来の健康な状態へ回復するサポートをさせて頂きます。

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