量で満腹ではなく味で満足する！：2022年1月25日｜ベストフォーム(Best Form)のブログ

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投稿日：2022-01-25 11:12:19.0

量で満腹ではなく味で満足する！: 前回、お伝えした
「舌先に食べ物を当てて味覚に集中する」
という食欲を鎮める食べ方

こうやって「味わう」ことで
自然と噛む回数が増えて満腹感が得られます。
食べても食べても満足できないのは、
量で満腹になろうとしているだけで、
本当の意味で味わえていないからです。
食欲を鎮めるためには
量で満腹ではなく、味で満足する食べ方が必要です。

あなたは普段
どこで味を感じていますか？

当然「舌」ですが、もう少し正確に言うと…
舌先（舌全体の3分の2）です。

舌先は感覚器官が特に発達している部分。
味覚をより強く受け取れるところです。
むしろ舌先でなければ
味覚を感知しにくいことが分かっています。

舌には3つの異なる神経が繋がっています。
・舌先3分の2：味覚に特化した神経
・舌奥3分の1：運動,知覚,味覚が混合された神経
・付け根：飲み込みに関わる神経

舌先の神経が
味覚に特化しているのに対し、
舌奥の神経は
運動や知覚にも通じているので
味覚を感じにくくなっています。

つまり、
食べ物を本当に味わおうと思ったら、
「舌全体」ではなく「舌先」で味わうこと
これがポイントです。

これができれば、
ひとくちで感じる美味しさと幸福感が
格段に上がります。
さらにお腹と同時に
心も満たすことができます。
これが
「量で満腹ではなく味で満足する食べ方」です。

具体的には…
1.食べ物を口に入れて奥歯で噛む
2.すぐに舌先の方に持っていく
3.舌で味を感じながら食べ続ける

歯の動きは止めずに
「舌先に食べ物が当たっているな」
と感じながら食べ続けてください。
実際に行なってみると
ひとくちで食べ物の味が
ふわーっと広がるのがわかると思います。

舌先にものを当てて食べると、
唾液と食べ物が混ざるため、
味の濃さや旨味をより強く感じます。

いつも食べているはずのものに対して、
「こんなに美味しかったんだ！」
「こんな味だったんだ！」
と新たな発見がありますよ。

食べ物の形がなくなるまでは
舌先でしっかりと味わって
舌の奥に食べ物を置かないように気をつけましょう。

ついつい食べ過ぎてしまう…
ダイエットしたいけど食欲が抑えられない…

そんな方は、
過度な食事制限をして我慢を強いるよりも
ぜひこの食べ方で
食欲を自分でコントールする力を身につけてくださいね！