感覚を大事に：2022年4月4日｜ベストフォーム(Best Form)のブログ

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プライベート

投稿日：2022-04-04 12:13:10.0

感覚を大事に: 最近よくYouTubeを見るようになりました。
僕と同世代や少し上くらいの
元プロ野球選手の人たちがチャンネルを開設して
それぞれの
・ピッチング理論
・バッティング理論
・トレーニング理論
を惜しげもなく語ってくれていて
とても興味深く観ています。
おそらく他のスポーツも同じではないでしょうか。

今の子供達は
こういった情報を無料で得て練習できるので
羨ましい限りですね。

いろんな動画を観ていると
一流選手が共通して言っている
あることに気づきました。
その“あること”とは

「感覚と映像を一緒にしてしまうと絶対によくない」

ということです。
これは僕的にはかなり意外でした。

プロの一流選手は
自分の思い通りに体を動かせている
と思っていました。
ピッチングやバッティングの実際の映像と
選手自身の感覚やイメージは
一致しているものだと。
しかしいろんな選手のYouTubeを観ていると
実際はそうではないようです。

「イメージと感覚を言語化した時に
　映像とは違ってくる」

「映像通りにやったらダメ。」

「これだけは勘違いして欲しくない」

など、口を揃えたように言っています。

例えば、ある元プロ野球選手は
ピッチングに関して
「プレートを蹴るイメージを持ったら
　自分はダメなんです。
　ダメなんだけど
　実際に映像を見ると蹴っているんです」

別の選手は
「映像では勢いよく前方に
　体重移動しているように見えますが、
　自分の感覚では
　極力前方に行かないようにしている」

と言った表現をしていました。
そしてほとんどの選手が、
「映像は参考程度で自分の感覚を大事にしている」
そんな感じです。

もちろん、
この選手たちの現役時代は
今みたいにYouTubeで情報を得たり
科学に基づいた動作解析はなかったので、
感覚を大事にするように
なったのかもしれませんが、

こうやって試行錯誤をしながら
自分なりの感覚を掴んでいくことが
今の時代であっても
パフォーマンスアップには
必要なことではないでしょうか。

今YouTubeでは
アスリートの人たちが
いろんな動画をあげてくれています。
映像だけではなく、
彼らが話してくれていることの中にも
貴重な情報が満載ですよ。