女子大生役のために、前髪を伸ばしてみました
今回のドラマを手掛ける福田雄一監督とはドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』以来ですが、監督はヒロインを決めるにあたって「芽郁ちゃんがいい！」と即答されたそうですね。
そう言っていただけるのは素直にうれしいです。『左江内氏…』の時は、撮影期間も短くて、そこまで福田監督とお話しできなかったんですけど。ちょうどバレンタインの時期だったのでチョコをお渡ししたら、お父さんみたいに喜んでくださったのを覚えてます（笑）。今回は長くご一緒できるので、監督のいろんな面を見らたらいいなと思っています。
（取材時は）まだ撮影前とのことですが、どんな作品ですか？
今回はオリジナル作品なんですが、台本を読んでいるだけで面白くて。ムロさんとお芝居をするのは初めてなので、今はドキドキワクワクしていますね（笑）。ただ私、すごいゲラなんですよ。ムロさんの独特なテンポ感に引き込まれて、「ちょっと！やめてください（笑）!!」って笑ってしまいそうで（笑）。そこはぐっとこらえて、がんばろうと思います。
役作りなど、準備していることはありますか。
予定していた撮影時期から少し延期になったのもあって、髪を伸ばしていました。女子大生役なので、ちょっと大人っぽくしようかな、と。今まで高校生役が多かったのでイメージを変えたくて、髪の毛の色も少し明るくしようかな、とか。いろいろと相談しながらやっています。
永野さんが演じるさくらは親バカぶりに気づいていないピュアな娘、という設定ですが、実際の永野さんのご家族について「親バカだな」と思うことはあります？
親バカ……。あ、ある！昔、急に、母から「芽郁には将来、オードリーヘップバーンみたいになってほしい」って言われて！！（笑） 「ん!?何言ってんの？」って、真剣に突っ込んだことがありました。本気のテンションで言われたので、初めて母に「いや、親バカか!!」ってツッコミましたね（笑）。
普段は親バカ感はないご家族なんですか？
そうですね。基本的に「人としてちゃんとしなさい！」っていう親で。今まで褒められたこともあまりなかったし、私が出ている作品を観ても「お疲れ様!」って声を掛けられる程度で。こちらから「どうだった？」って聞くと、やっと「よかったよ」って言ってくれる感じなんです。なので、“オードリーヘップバーンみたいになってほしい”って言われた時は「オードリーヘップバーンってどんな人か本当に知ってる？」って思いましたね（笑）。ちょっと面白かったです。
おうち時間では掃除を完璧に。生活感がないね、といわれる部屋です
今年前半はおうち時間も多かったと思いますが、新たに始めたことはありますか？
新たに始めた訳ではないんですけど、たくさん掃除をしました。もともときれい好きな方だとは思うんですが、特にこの期間は、一番片付いてる状態よりも部屋を散らかさないように気をつけていましたね。やっぱり長く自宅にいるからこそ、キレイな状態で気持ち良く過ごしたいな、と思って。当たり前かもしれないですけど、物を使ったらすぐに元にあった場所に戻すとか、それ以外にも洗濯機もこまめに回して、ゴミはすぐ捨てて一切溜めないようにしていましたね。
エラいですね…！ 断捨離的に、物も少なめにしたり？
私、断捨離をするほど物もないんです！もともと友達には「生活感がない家だね」って言われることが多くて。 お洋服以外の物は少ない方かもですね。
では、おうちでエクササイズ系のことは。
しないなー（笑）。自分一人だと本当にやる気が出ないんですよ。一応、自宅でも体を動かしてみようかなと思って初めてヨガマットを買ってみたんですけど、未だに１回も広げてないですね（笑）。コンパクトに収納できるタイプのものを選んだので、今はソファーの横にとんって置いてあるだけです。邪魔になることもなく、まとまってくれててありがたいな、なんて（笑）。いつかちゃんと使いたいなと思いつつも、少しずつ忙しくなってバタバタした生活に戻ると、もうしばらくは出番がないんだろうなって思っています（笑）。
最後に、いつも元気で明るい印象の永野さんですが、落ち込んだ時はどうしていますか？
そんなに落ち込むこともないんですが、落ち込んだ時は無理に明るくしようとはせず、落ち込む自分も受け入れるようにしています。とことん落ち込むと、自然と涙が出てくるんです。でも、やっぱり泣くのって疲れるじゃないですか。だから、泣き疲れたら「もうこれ以上は落ち込みたくない！」って自然と気持ちを切り替えられるんです。だから、そこまでは無理に明るく戻ろう、とは思わないようにしています。どんな形でも、自分の気持ちに素直になる時間って大切だと思っています。
プロフィール
1999年9月24日、東京都生まれ。2009年に女優デビュー。その後、2018年にはNHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロインに抜擢され大きな反響を集める。主な出演作に、映画『俺物語!!』『ひるなかの流星』『帝一の國』『君は月夜に光り輝く』『仮面病棟』、ドラマ『３年A組-今から皆さんは、人質です-』などがあり、公開待機作に山田洋次監督作品、映画『キネマの神様』（2021年公開）がある。
お知らせ
福田雄一監督が手掛ける8月スタート予定のドラマ『親バカ青春白書』（日本テレビ系）に出演。娘が心配すぎて同じ大学に入学してしまう小比賀太郎（ムロツヨシ）の娘・さくら役。ピュアで父の親バカぶりに気づいていないが…。
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厳正なる抽選の上、2020年8月6日（予定）に、ご当選者様のInstagramアカウントへDM（ダイレクトメッセージ）にてご連絡いたします。 なお、当選者の方への当選のご通知をもって発表に代えさせていただきます。
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