お団子は、こなれるうえに使えるアレンジ!
なかでもお団子ヘアは高さや髪の引き出し方を変えられるアレンジ。
シーンやファッションを問わず取り入れられるので、人気のあるまとめ髪なんです!
さらに必要な工程が少なめなので、忙しい朝やヘアアレンジをするのが難しい人でも簡単にできるのが魅力です。
ここからは、手順の少ない簡単お団子アレンジ方法、そして簡単に崩れないお団子ヘアを作るポイントを解説します! 初めてお団子アレンジに挑戦する人、うまくお団子アレンジができないと悩むも必見です。
簡単アレンジ手順解説1:基本のゴムだけお団子アレンジ
ゴムだけで作れるお団子は、さっとまとめられるベーシックなスタイル。 必要なものが少ないので、忙しい朝でもさっとできちゃいます。 ここでは、髪の長さ別に肩上の方向けのお団子アレンジと肩下の方向けのお団子アレンジをご紹介していきます。
肩上レングス向けアレンジ方法
普段からオイルスタイリングをする方は、いつもつける量より多めにとるのが◎
アレンジがまとまりやすくなります。
オイルは後ろ髪→前髪の順番で馴染ませましょう。
先に前髪につけてしまうとべたついてしまうので、手のひらに余った少量を馴染ませるイメージで!
右手の人差し指を出し、結び目の下(毛先部分)を下から支えるように持ち上げる
このとき、最後までくるりんぱしないようにしましょう!
髪の毛を集めるときは指使いがポイントに!
左サイドの髪は左手の親指で抑えたまま、人差し指・中指で、右サイドの髪を中央に寄せましょう。
右手の人差し指で押しこむときれいに収まりやすいですよ!
ここではシリコンゴムを使っていますが、太さはお好みでOK。
ゴムは2〜3周まわして、まとめたかみが崩れないようにしましょう。
ラフな雰囲気に見せたいときは、引き出した方がおしゃれに見えます!
フォーマルなシーンでは、きっちりとした印象にするため、あえて引き出さないのもおすすめです。
アレンジがシンプルすぎると感じる方は、ランダムにピンを指すと可愛く見えますよ!
肩上レングス向けお手本スタイル
- ちょこんとしたミニお団子ヘア
- 短い長さの人におすすめしたいちびお団子ヘア。 ショートボブの方でもつくれるお団子は、ちょこんとした可愛らしいスタイルに。 全体的にカールをつければ、ゆるふわに仕上がりますよ。
- 個性的ダブルお団子ヘア
- 上下にふたつのお団子をつくった個性的なお団子ヘア。 ふたつのお団子をつくることで、縦にボリュームを加えられて大人っぽい雰囲気をつくることができます。 襟足部分を残して、後れ毛にしているのが可愛いポイント♡
- シンプルなボブお団子アレンジ
- こちらは肩上ボブの方でもつくることができる、高めのお団子ヘア。 髪の長さが短いと、その分仕上がりはナチュラルに。 少し毛先をほつれさせたり、軽くパーマをかけたりすると一気にこなれ感がだせますよ。
肩下レングス向けアレンジ方法
中指で支えるというひと手間を加えることで、次の工程で髪の毛がきれいな扇状になります!
支えがないとNGイラストのように髪の毛が割れ、不格好な扇になってしまうので注意しましょう。
余った毛先を1つ目の結び目に巻き付けるように、下から上に回す
フォーマルな服装の方は、この工程をしないほうがすっきり収まります。
肩下レングス向けお手本スタイル
- ゆるふわお団子ヘア
- 肩下の長さを活かして後れ毛を長めに残したアレンジお団子ヘア。 かっちり仕上げず、くしゅっとゆるふわにまとめたお団子は、カジュアルな服装にも似合います♡ いつもと違うアレンジをしたい人におすすめですよ。
- キュートなふんわりお団子ヘア
- 高めの位置で結んだ王道お団子ヘア。 巻く前に髪を巻いてから結べば、可愛らしいふんわりした仕上がりになります。 髪の長さがある方なら、こめかみの位置に髪を残すと、よりかわいいゆるふわの王道お団子ヘアに。
簡単アレンジ解説2:毛先を残す、ラフお団子アレンジ
朝の忙しい時間にさっとつくれるのに、ほどよくヘルシーでおしゃれなヘアスタイルに仕上がるのがポイント!
毛先を残すことでふんわり抜け感がでて、時間がなくてもおしゃれ見せできちゃいます◎
アレンジ方法
上の髪(青部分)を持ち上げたまま、下の髪(ピンク部分)からもみあげや顔まわりの後れ毛を出しておく
毛束の根元を、毛先を残しながら輪っかになるように引き抜く
ポニーテールを作るときは、少し顎をあげながら髪を束ねると髪を上に持ち上げやすいのでおすすめです。
また、お団子のベースとなる輪っかの大きさはゴルフボール程度が◎
毛先を残すことでラフさが生まれるので、必ず残すようにしましょう。
手順③輪っかにした根元を引き出し、丸くなるように形作る
同じようにトップの髪の毛も引き出し、全体のバランスを整えて完成
お手本スタイル方法
- ゆるウェーブお団子アレンジ
- 高めの位置でつくったお団子ヘア。 高めの位置のお団子は、明るい印象を与えてくれます。 そこにゆるくウェーブ巻きすれば、固過ぎずほどよいゆるさのお団子ヘアが完成! 後ろに大きめのヘアクリップをつければゆるくても崩れる心配はありません◎
- ざっくりゆるお団子ヘア
- 手ぐしでざっくりつくったゆるふわお団子ヘア。 ざっくりしたゆるさが可愛い♡ 後れ毛を多めに大胆に出すことでざっくり感がつくれますよ。 顔まわりはゆるめに巻くのがポイント◎
簡単アレンジ解説3:オフィスでも使えるきっちりお団子アレンジ
きっちりした低めお団子は、すっきりしてフォーマルなスタイルに。 お仕事や学校などのシーンに合わせて、おくれ毛の量を調整するのがポイント。 ここでは、そんなフォーマルな場でも活躍できるお団子アレンジの手順と見本をご紹介します。
アレンジ方法
手順②もみあげやこめかみから後れ毛を出す
ゴムを引っ張ったまま、反対の手で毛先をつかむ
手順④持った毛先をねじりながら、根元に巻きつけ、引っ張っていたゴムに毛先を入れ込む
手順⑥完成!
お手本スタイル方法
- シンプルお団子ヘア
- 少しきつめにお団子を作り、ちょっとづつ引き出して柔らかさを出したスタイル。 おくれ毛を出しすぎないことで、きっちりした印象のお団子ヘアに。 きつめに結ぶことで、崩れにくいだけでなく、フォーマルな場面でも活躍できます◎
- さりげないツートンカラーお団子
- インナーカラーヘアとお団子アレンジを組み合わせたこちら。 ピチッとまとめつつも、インナーカラーが覗く姿がとてもおしゃれ◎ さりげなく自分を表現できるスタイルです。
シーン別アレンジ解説1:イベントにもってこいな派手めお団子アレンジ
イベントのときは、ボリューミーでインパクト抜群なお団子が大活躍。
後れ毛もたっぷり出して、キュートな印象を高めましょう。
<br お団子は編み込みやくるりんぱなど、他のテクニックを合わせて崩れにくくしておくのがおすすめ!<br その手順やお手本のスタイルもあわせてお伝えしていきます!
とっておきのワンシーンにもってこいのスタイルをみつけてみてくださいね。
アレンジ方法
髪を持ち上げたまま、もみあげや顔まわりの後れ毛を出しておく
同じように反対側の毛束も縛る
隙間に対して、外側から毛先を入れこみくるりんぱをする
1つ目の結び目をおさえながら、再度毛先を引っ張り、しっかり結ぶ
反対側も手順④同様くるりんぱをし、髪の毛を引き出しておく
巻き付けたら、毛先を結び目の内側に入れ込んでお団子を作る
刺したUピンを右に倒し、頭と平行にしながらゴムの方向に押し込む
左側からも同じようにUピンを指す
手順⑦同様Uピンを左右にさして固定する
お手本スタイル方法
- たっぷりボリュームお団子アレンジ
- 印象に残るボリューミーなお団子アレンジ。 ライブやイベント、思い出に残るワンシーンにぴったりのヘアアレンジです。 後れ毛を長めに残しているので、後ろから見ても前からも見ても映えること間違いなしです♡
- 大きめアンニュイお団子
- 毛束をくしゅっとまとめた大きめのお団子アレンジ。 毛先を入れ込むようなアレンジで、形をキープしています。 後れ毛をたっぷりと出し、こなれた仕上がりに♡
シーン別アレンジ解説2:和装にあうきっちりお団子アレンジ
ピタッとまとまったお団子は、すっきりした印象で和装にぴったり◎
フォーマルな和装のときは後毛をしまい、ラフな和装のときは後れ毛を出すなどアレンジの幅が広いのも特徴です。
手順と見本を詳しくお伝えしていきますので、ぜひ和装に似合うお団子をみつけてくださいね。
アレンジ方法
指先に5円玉程度のワックスをのせ、手のひらで伸ばしたら、髪全体に馴染ませる
ゴムの結び目をおさえながら、髪をほんのり引き上げて後頭部の形を整える
毛束を時計周りにねじる
巻き付けた毛先を根元の奥に入れ込む
毛流れに逆らうように数カ所ピンを指して支える
毛量が一般的な人だと4本、多い人だと6本程度が理想です。
同じようにスプレーを吹きかけながら、サイドの髪の毛を撫でつける
お手本スタイル方法
- 低めお団子と大きめヘアアクセ
- 和装に似合う低めの位置でつくったお団子。 着物に合わせた花のヘアアクセがお団子ヘアにも和装にもぴったりです◎ 大きめのヘアアクセは、つけると存在感が出て、華やかな和装にもってこい!
- 浴衣 × お団子ヘア
- 浴衣と相性抜群なお団子ヘア。 アップのお団子は首元がすっきりして見えるため、浴衣がより映えるんです。 浴衣のようなラフな和装のときは、華やかに見えるようボリューミーにまとめても◎
- 低めツインお団子でキュートに
- かわいらしい和装にはツインお団子がおすすめ♡ 低めの位置でつくったツインお団子は、和装のイメージを崩さずおしとやかな印象に仕上げてくれます。
簡単に崩れにくいお団子を作る3つのポイント
ここでは、崩れにくいお団子ヘアになる簡単な3つのポイントをご紹介。
この3つをおさえて、きれいなお団子をキープしましょう!
崩れないお団子のポイント1:結び目をきつくする
お団子を作る前に、以下の3ステップを踏んで、しっかりと結び目を縛っていきましょう。
まずはお団子の土台となるポニーテールを作ります。
そこからポニーの毛束を上下にわり、上半分を持ち上げましょう。
持ち上げた毛束をさらに左右に割り、根元がキツくなるように外側に引っ張ります。
こうすることで、ポニーの根元が立ち上がり、強度の高いお団子のベースができあがります。
崩れないお団子のポイント2:高めのお団子は、上を向きながら結ぶ
そこでおさえるコツは、少し上を向きながら結ぶこと。
そうすることで、耳より高い位置でもしっかりまとめることができるんです◎
崩れないお団子のポイント3:毛束に他のアレンジを加える
お団子自体の強度をあげる場合は、結ぶ毛束に他のアレンジテクを加えるとGOOD◎ とくに髪をねじって結ぶお団子は、簡単で取り入れやすく、毛束の強度が高まり結んだときも髪が絡んで取りにくくなるんです◎ くるりんぱ、編み込みなどは、お団子自体にボリュームが出せるので、華やかにしたいときにもおすすめ♡
お団子スタイルのバリエーションを覚えて、アレンジ上手に!
どんな人でも挑戦しやすく、簡単にできるお団子ヘア。 バリエーション豊富で、シーンごとにわけて使うことができるのがお団子ヘアの魅力です♡ 紹介したスタイルの中から、みなさんお気に入りのお団子ヘアを見つけて、是非トライしてみてくださいね!